雲南市で「出雲神楽」の定期公演スタート。毎月見られます
「出雲神楽」を毎月楽しめる定期公演が雲南市でスタート
島根県内には大きく分けて「石見(いわみ)」、「出雲」、「隠岐」という3つの地域があり、地域ごとに特色のある「神楽」が舞われています。
そのうち「出雲神楽」は、岩屋戸(いわやと)にお隠れになった天照大神(あまてらすおおみかみ)のお出ましを願う「アメノウズメノミコト」の舞が起源とされています。
古事記や日本書記には、出雲神楽の元とされる神話が多数記載されています。
その多くは雲南市を流れる斐伊川流域にまつわる神話。中でも、スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治する「簸之川大蛇退治(ひのかわおろちたいじ)」はよく知られています。
雲南市内には現在13の神楽団体があり、地域の郷土芸能として大切に受け継がれています。
出雲神楽が公演される『古代鉄歌謡館』の場所
雲南市の『古代鉄歌謡館』は、1階に神楽や演劇を公演できる劇場、2階に神楽面や世界各国のお面を展示した資料館を備える施設です。
毎年、ここを会場として月に1度の出雲神楽の定期公演を開催。月ごとに雲南市内各地の神楽団体が登場し、多彩な演目を披露します。
『古代鉄歌謡館』があるのは島根県雲南市大東町。近くには海潮温泉『桂荘』や『海潮荘』があり、歴史ある名湯を楽しめます。
車で5分程度の場所にはスサノオノミコトゆかりの『須我神社』も。松江市内からは車で30分ほど。神楽鑑賞とともに楽しんで。
2022年の「出雲神楽」公演スケジュールはコチラ
出雲神楽の夕べ(定期公演)
会 場:古代鉄歌謡館
料 金:高校生以上1000円、中学生以下無料
※入場は島根県内在住者限定です。
■5月14日(土)19:00~20:30
出演:佐世神楽社中
■6月11日(土)19:00~20:30
出演:深野神楽保存会
■7月9日(土)19:00~20:30
出演:槻屋神楽保持者会
■8月20日(土)19:00~20:30
出演:中野神楽保存会
■9月10日(土)19:00~20:30
出演:西日登神楽社中
■10月8日(土)19:00~20:30
出演:山王寺和野神楽社中
■11月12日(土)19:00~20:30
出演:上多根神楽保存会
■12月10日(土)19:00~20:30
出演:須所若獅子会
■3月11日(土)19:00~20:30
出演:小河内神楽社中
古代鉄歌謡館
コダイテツカヨウカン
電 話:0854-43-6568
場 所:島根県雲南市大東町中湯石84 [MAP]
料 金:入館無料(※2階展示エリア 高校生以上220円、小中学生100円、未就学児無料)
休 み:火曜
駐 車:80台
情 報:うんなん旅ネット
※島根県内の感染状況により公演を中止または制限する場合があります。
※体調の優れない方はご来場をお控えください。
※神楽の写真はイメージです。
2021年8月15日公開/2022年5月14日更新
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この記事を書いた人
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