実は一大産地だった!? 飯南町産パプリカで日々の食卓に彩りを
飯南町の高原で育ったパプリカは栄養満点&ジューシー!買って帰りたい特産品です
島根県飯南町は高原地帯であり、神戸川水系の源流地でもある自然豊かな場所。標高が高く、ほかの地域より気温が低い特徴があります。
また、昔から農業が盛んで、お米やリンゴなど様々な農産物を作っています。
そんな飯南町では現在、パプリカの栽培が盛ん。冷涼な気候で育てられたパプリカは絶品なんです!
そもそも、パプリカはナス科トウガラシ属に分類される植物。外国産がシェアの9割前後を占めていて国産はかなり珍しい存在。
ピーマンに比べ大きく肉厚で、甘味があります。苦みや辛み、青臭さはありません。ピーマンの独特な味が苦手というお子さんでも食べやすい!
そしてパプリカの魅力は、美容や健康にいいとされる栄養成分を豊富に含んでいる点。
特に、美肌に効果が高いとされるビタミンA・ビタミンC・ビタミンEをまとめてビタミンACE(エース)と呼ぶことがありますが、パプリカはこのビタミンACEを豊富に含んでいます。
飯南町産パプリカは栄養素も申し分なし
ビタミンCは疲労回復や美容効果、風邪の予防効果が期待されています。パプリカ中に存在しているビタミンCの量は、なんとレモンの1.5~1.7倍!(参考:文部科学省食品成分データベース2020より)
また、ビタミンAは皮膚や粘膜を健康に保つ効果があり、パプリカ中にはビタミンAの前駆体である「β-カロテン」や「β-クリプトキサンチン」として多く存在しています。
そして、ビタミンEは強い抗酸化作用により、肌の老化を防いでくれる効果が期待できます。
色鮮やかで食べやすく美容・美肌効果もあるパプリカ。中でも飯南町産パプリカは大きさや味、食感に優れていてオススメです!
飯南町産パプリカは大きさも味もひと味違う!?
飯南町産のパプリカはとても大きく、ボリュームが桁違い。
大きさに差が生まれる理由は、飯南町の気候。一般的にパプリカは暑くなると色付きが早く進むため、実が小さいまま収穫されることがほとんど。しかし、飯南町は比較的涼しくパプリカの色付きが遅れるため、大きくなるまで育てることができるんです。
中身は肉厚でジューシー。とても甘くサラダにするとおいしいですよ。油との相性も良く、炒めるとβ-カロテンの吸収率が高まるので、油でサッと調理するのがオススメ。
そのほか、味が良くしみ込むので漬物やおひたしにしても◎。噛むほどに甘味、うま味がジュワ~。
美容のために、ほかの美容食材と組み合わせてみてもいいですね。
パプリカのきんぴらやかき揚げ、パプリカを皿代わりにしたグラタン、パプリカの肉巻きなど、発想次第でいろんな料理が作れちゃいます!
どんな食材とも合うのでぜひ買って試してみてください!
おいしい飯南町パプリカを作っているのはこんな農家さんたち
そんなおいしい飯南町パプリカを栽培しているのは、農家の中野さんと川住さん。お二人は県外出身で、縁あって飯南町に移住。
パプリカと出合ったのは、就農するために必要な2年間の農業研修にて。実地研修の際、研修先の農家さんがパプリカを栽培していたことから、お二人もパプリカ栽培を始めたそう。
パプリカの栽培は簡単ではありません。パプリカは実ができてから2~3週間熟すのを待つ必要がありますが、その間に虫に食べられてしまうことが多いとのこと。
また、規格外の(大きさや形が規格に適合しない)パプリカが出て、販売用に買い取ってもらえないこともしばしば。
そのような困難の中でも、お二人は可能な限り有機質の肥料を使って、化学肥料をできるだけ使わないといったこだわりを持って栽培しています。
そんな日々頑張っておられるお二人に、パプリカのおいしい食べ方をリサーチ!
中野さんのオススメは「パプリカの肉詰め」。理由は大きなパプリカなのでお肉をたくさん詰められ、パプリカと肉の相性もいいから。また、天ぷらも美味とのこと。
川住さんからは、乾燥させてドライフルーツのようにするといいと教えてもらいました。甘さが凝縮されてとてもおいしいみたい。おやつ感覚で野菜を食べられそうです!
飯南町産パプリカは、道の駅とんばら横の産直市「青空市 ぶなの里」や道の駅赤来高原横の産直市「ぼたんの郷」をはじめ、各種スーパーで販売されています。
パプリカが大好きな方、食事から美肌になりたいという方、ぜひ一度購入してみてください!
※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
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この記事を書いた人
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