[チーナカ豆]大田市にある店主の手作りカフェでスローなおひとり様時間

編集部あつきち
編集部あつきち

“砂が鳴る”琴ヶ浜沿いのDIYカフェ『チーナカ豆』で黄昏時間

最近、一人で過ごしてますか?

家族や友達と過ごす時間も楽しいけど、たまには何も考えないような時間を一人でゆっくり過ごしたい。そんな時間も贅沢だな~と思います。みなさんはどうでしょうか?

「一人の時間が欲しい!」そんな人に超オススメしたいのが、大田市にある『チーナカ豆』。ココ、一人で過ごすのにもピッタリのカフェなんです。

砂浜を歩くとキュッキュッと音が鳴ることで有名な「鳴り砂」がある大田市の琴ヶ浜海岸。

その海岸沿いに立つカフェ『チーナカ豆』へ、先日初めて行ってきました!

友達連れ、家族連れ、そしておひとり様と、いろいろな方が利用されているので、フラッとおひとり様でも全然気になりません。

お店の目の前は海!

そして、なぜかホッとしてしまう心地の良さがある『チーナカ豆』の店内。

初めて来たのに、どこか懐かしさを感じる!

そんな時、「お店はほぼ、手作りだよ!」と店主。

『チーナカ豆』はもともと今とは別の場所にあり、琴ヶ浜に移転したのは7年前くらい。海の家があったけど空き家となっていたところ「ここでカフェをしないか?」と店主に声がかかったのだそう。

お店のそこかしこにストーリーが散りばめられた海の家カフェ

移転を決めた店主は海の家を改装。

建材は『チーナカ豆』と住所の同じ馬路にあった旧中学校の校舎から使えそうな建材を再利用してお店を完成させました。“何か使えるものはないか”と物色するために入り浸っていたとか。

持って帰った木材に色を塗ったり切ったりして、再利用したものもあればそのまま使っているものも多いとか。例えば、カフェ入口の白い扉も学校から持ってきたものを、そのままカフェの扉として使っています。

カウンターにあるイスは中学校で使われていたイス。

また、夏場は「海の家」としての役割も果たす『チーナカ豆』。

海で遊んだ子どもたちが裸足でお店に上がることは日常茶飯事。そんな子どもたちを見ていると、自分の幼少期まで思い出すよう。

お店の中はクーラーもついていなくて扇風機のみ。店内を吹き抜ける風が心地よいから不思議と「暑い!」とは思いません。

机の下をのぞき込んだら……

当時の面影残りまくり!

もし私がこの名前の人だったらうれしいだろうなぁ~。

電球を囲っているのは農業で使われていた「とうみ」。の、稲を入れる部分。

校内に農機を集める場所にあって、とうみのこの部分が複数あったそうです。
「これだ!」と閃いた店主は、ペンキで色を入れて再利用したんですよ。発想が面白い!

Cafe琴ヶ浜の「チーナカ豆」の場所

営業は4月~10月の間のみで11:00~18:00頃まで。定休日は設けておらず不定休。

車は琴ヶ浜海岸の駐車場に止めて歩いて行けます。

空間作りだけじゃない!海の家カフェ『チーナカ豆』では絶品料理もお待ちかね

そんな『チーナカ豆』では

手作りにこだわる絶品料理がお待ちかね。

“石窯ピザを出す海の家”って、全国探してもここだけじゃない?(笑)

ふっくら焼きあがった石窯ピザは、軽い口当たりで何枚でもいけちゃいそう。自家製酵母を使って、北海道産の準強力粉と塩、水のみで作られたピザ生地はサクッと、モチッとした食感で食べ応えもあり。

今回いただいた「マルゲリータ」(1080円)のほか、「夏野菜と自家製オリーブのピザ」(1380円)や「パイナップルのデザートピザ アイスクリーム添え」(920円)なども。

デザートは自家製シロップのかき氷!

夏季限定で自家製シロップのかき氷(400円~)を提供しています。

杏シロップのかき氷♪

シロップは店主の自宅がある仁摩町のご近所さんから毎年いただく杏で作った自家製シロップ。
杏子のシロップ漬けもトッピングしてあって、ふわふわのかき氷に甘酸っぱい杏子が夏にピッタリでした♪

懐かしさが残る『チーナカ豆』では、一人で行っても何時間でも居座れちゃうくらい居心地良いですよ~。ぜひ!

Cafe琴ヶ浜  チーナカ豆

電 話:080-4261-6178
住 所:島根県大田市仁摩町馬路(琴ヶ浜海岸駐車場そば) [MAP]
営 業:11:00~18:00頃
休 み:不定休*11~3月は休業
駐 車:琴ヶ浜駐車場を利用
情 報:HP

※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。

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この記事を書いた人
編集部あつきち

タウン情報ラズダ編集部

編集部あつきち

タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。

好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!

取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!

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