冬は腎が弱りやすい季節!“甘いものが無性に食べたい”は身体のSOSかも

スプリット前谷さん
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冬は腎が弱りやすい季節!甘いものが欲しくなっていたら生活習慣に気をつけて!

Ryoko'sボディメイクコラムvol.85

みなさん、こんにちは。山陰在住の理学療法士×スポーツトレーナーのRYOKOです!

日本人は、臓器の中でも「腎」が弱いと言われ、透析をする人の多さや慢性的な腎臓の病気が多い人種。「腎」は「腎臓」と「副腎」を合わせて言い、冬はこの腎が弱りやすい時期なんです。

「腎臓」は体内の老廃物のろ過・水分量の調整・電解質バランスの調整といった働きを担います。「副腎」はストレスに対抗する糖代謝のホルモン・性ホルモン・水分や血圧を調整するホルモン・生命維持、心のバランスを取るホルモンなど、いろんなホルモンを分泌する働きをしています。

やる気にも関係しているので、なんとなく仕事に行くのが億劫、学校に行くのが面倒くさいのは、気温が低いから・寒いからだけでなく、腎が弱っている可能性も。

「腎」が弱くなってきたと感じた時の対策は?

では、もし腎が弱ってきたと感じたら、どうしたらいいのでしょうか。

解決方法は「なぜ冬に腎が弱りやすいか」、その理由から考えてみると、とてもシンプル。

冬に腎が弱りやすくなる要因は、日照時間が短くなること、休みによって生活リズムが崩れやすいこと、暴飲暴食になりやすいことが大きなポイントです。

ということは、

  1. 陽の光を浴び感じる
  2. 一定の生活リズムを心掛ける
  3. 暴飲暴食をしない

些細なことですが、腎を大切にすることにつながります。

日光をしっかり浴びて快眠に。暴飲暴食は「量」以外にも要注意

夜更かしをして朝寝坊をしがち。ですが、人間の体は起きて太陽の光を感じてから15時間後くらいに、眠気がくるようになっているため、起きる時間が遅くなると眠くなる時間も遅くなります。

ある程度、一定の時間に起きることで、陽の光を浴び感じる・一定の生活リズムを心掛ける。この2つをクリアでき、腎への負担を和らげます。

また、暴飲暴食は食べる時間や量だけではありません。お節のような味の濃いもの、甘いものを食べる頻度が増えたり、外食・出来合いの物を口にする機会が増えたりした時も要注意です。七草粥のように、意図的に胃腸を休める食事を摂ることがオススメです。

甘いものは太りやすいだけでなく、体の炎症反応を強くしてしまいます。体の痛みが中々とれない・だるい・疲れがとれないことと、食事がつながっていることを実感する機会になるのかもしれませんね。

次回は生活習慣や、冬に摂ると体にいい食材について書いてみたいと思います!

【PS.】
今年はイベントやお話会をしていきます。米子・松江・出雲で、足の健康診断や体作りのお話会をしますので、インスタグラム(@sprittr_ryk_173)をチェックしてみてください!

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この記事を書いた人
スプリット前谷さん

Sprittr スポーツトレーナー/理学療法士

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鳥取県南部町にあるBody make studio Sprittr(ボディメイクスタジオ スプリット)代表。怪我や病気の予防的なからだ作りを発信・提案中。理学療法士資格を持ったフリーランストレーナー。最近ではイベント・講演なども精力的に活動中!

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