島根県の県職員ってどんなお仕事?[鳥取・島根のリーディング企業2024]

編集部にっかんくん
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働いてみたい注目企業65社!就活の必携本「鳥取・島根のリーディング企業2024」

みなさんこんにちは、鳥取・島根のタウン情報誌「ラズダ」編集部です。

ラズダとっておきの別冊本「鳥取・島根のリーディング企業2024」が山陰の各書店にて発売中です♪

鳥取・島根には業種を問わず、“山陰から世の中を元気にしたい!!”と本気で考えている企業がたくさん。

本誌で紹介しているのは、山陰を、日本を元気にしよう!という熱い想いを持つ65の企業。「この企業で働いてみたい」「こんな人たちと仕事がしてみたい」そんな企業がきっと見つかる就活情報誌です。

今回は「鳥取・島根のリーディング企業2024」の中から、私が特に気になった企業をピックアップ!新卒就活、転職、UIJターンの参考にしてみてくださいね♪

島根県の県職員ってどんなお仕事?

誰もが、誰かの、たからもの。多彩な職種で誰もが活躍できる。

「島根創生」の担い手として笑顔あふれる暮らしを創る

島根県の人口は現在、ピーク時の1955年から約30%近く落ち込み、人口減少がもたらす多くの課題に直面しています。そんな中、「人口減少に打ち勝ち、笑顔で暮らせる島根」を目指す総合計画が「島根創生計画」。「人口減少に打ち勝つための総合戦略」「生活を支えるサービスの充実」「安全安心な県土づくり」といった3つの柱と8つの基本目標が掲げられ、その主軸に据えているのが、「若い世代の人口を増やすこと」と、「生まれてくる子どもの数を増やすこと」です。

若者が県内に残ったり、県外からの移住者を呼び込んだりするためには、活力ある産業や働きがいのある職場、魅力ある暮らしの確保が欠かせません。その実現には、豊かな自然資源を活用した第一次産業の振興から、先進的な県外企業の誘致、経営基盤の強化や新技術開発の支援など、さまざまな角度からのアプローチが求められます。

県民を支える県職員には、例えばターゲットを農業振興に絞っても、生産者のもとに出向いて栽培技術の指導・助言を行う普及員や、補助事業の活用を支援する行政職員、家畜伝染病の予防とまん延防止などを通じ、地域全体の安心安全な畜産物の生産に貢献する獣医師など多種多様。いろいろなタイプの人間が求められるのです。

地域の課題解決を実現

あらゆる政策や取り組みを通じて、地域の課題解決を実現できるのも県職員の仕事の魅力。島根県は高齢化率が全国平均を大きく上回る一方、合計特殊出生率は全国上位をキープし、子育て世代の女性が働く割合は全国トップクラスを誇ります。保育所の待機児童解消や放課後児童クラブの制度拡充、医療費の負担軽減など、さまざまな部署が連携して子育てしやすい環境を作り上げてきました。

東西の距離は200キロメートルを超え、離島や中山間地も抱える島根県。この幅広いエリア全域をフィールドに、地域によって異なる課題に取り組み、地域らしさを伸ばしていけるのが県職員。課題へのアプローチも地域のニーズや環境・文化などによって最適な方法は変わるため、関わる県職員の視野も大きく広がります。さまざまな角度から県全体の魅力アップに力を注げる仕事といえそうです。

若手先輩が新人をサポートする「メンター制度」

採用1年目の職員を3年目程度の若手先輩職員がサポートするメンター制度を全職場に導入。職場の人間関係や、仕事とプライベートの両立など業務の枠を超えて相談しやすいよう、あえて違う課の先輩を担当につけています。1対1の定期的な面談のほか、グループで集まる機会も設定。先輩職員のマネジメント能力向上にも効果が出ているようです。

ローカルだけどスケール大 県職員だからできる仕事

各種事務手続きや社会福祉の相談など、住民と接する機会の多い市役所や町役場と違って、県職員の仕事は一見想像しにくいかもしれません。しかし、国よりは住民との関わりが近く、大局的な目線で県独自の制度を組み立てることもできます。制度と現場の両面から住民の暮らしを支え、島根県の中でスケールが大きい仕事を行えるのが県職員なのです。

定期的な異動がアイデアや人脈の創出に

東西に長く、離島もある島根県。すべての地域を支えるため、県の地方機関は各地に配置されており、職員は定期的に異動します。仕事内容がガラリと変わることもありますが、固定観念に縛られないアイデアや新たな人脈の創出につながることが多く、業務の活性化だけでなく人間的な成長を促す機会にも。職員宿舎や住居手当などサポートも充実しています。

幅広い業務で多くの人と関われ、知見深まる

「さまざまな立場の人と一緒に、多分野の仕事に関われる県の仕事が自分には合っていると思い入庁を決めました。担当業務は、新聞やラジオ、SNSなどでの島根のイメージ発信。正解がある仕事ではないので難しいですが、「いいものをつくる」という共通認識のもと、チームで一つのものを作り上げていくことにやりがいを感じますし、視聴者から良い反応が返ってくるとうれしいですね」

さまざまな分野でいろいろなことに挑戦

「進学先の東京で就職しましたが、住み慣れた地元でいろいろなことに挑戦しながら地域に貢献したいと思い、Uターンして県職員の道を選びました。初任地の商工労働部産業振興課ではIT産業の担い手育成事業を担当。その後、西部県民センター税務部で税金の収納管理に従事し、現在は健康福祉部子ども・子育て支援課で結婚支援施策の推進を図っています。幅広い視野と知識を得て仕事できる点が県職員の魅力ですね」

育休取得をきっかけに働き方を意識

「健康福祉総務課時代に育児休業を取得しました。短い期間ながら、業務を離れて子育てに専念できたことで育児の大変さを痛感。早く帰宅し育児ができるよう時間を意識して業務を行うように心がけています。予算の編成過程では、自分の意図や考えを迅速かつ的確に伝えることが難しく、各部局の皆さんと意見が合わない時は大変です。でも、最終的に互いの考えを認め合って感謝し合えた時は達成感を覚えます」

公務員獣医師として家畜の繁殖・衛生管理担う

「前任地の畜産技術センターでは、優秀な新規種雄牛の造成に携わっていました。育種価分析から選抜などを経て導入された種雄牛を管理。農家の方々とのコミュニケーションを通じて、生産性の向上に貢献できる点がやりがいにつながっていました。現在は、家畜の伝染性疾病対策などを担当。県外農場に派遣され、鳥インフルエンザ防疫対応も経験しました。現場や関係機関との連携を大切に、より知識や技術を深めたいです」

異動を機に、文化の違いや土地それぞれの良さを体感

「初任地が隠岐で、初めての一人暮らしを離島で体験。休日は伝統の祭り行事に参加したり、他部署の職員と交流したりする機会に恵まれました。仕事を通じて、県内各地の文化の違いを体感できるのは県職員の大きな魅力の一つだと実感します。現在は、建築物の耐震化を担当。県民の方の命を守る手段の一つであり、責任の大きさを感じる一方、そのような業務に携われることがやりがいにもつながっています」

日常に不可欠なインフラを維持管理

「松江高専で土木工学を専攻。身に付けた知識や技術を生まれ育った島根のために発揮したいと考えた時、県の技術職が最も社会貢献度が高いと思って志望しました。現在は、流域下水道事業の予算編成・管理や経営効率化の検討を行っています。日常生活に不可欠な事業の維持管理や改良に携わり、大きなやりがいを感じています。初任地が隠岐支庁の水産局だったこともあり、今ではすっかり釣りにはまっています」

地域と一緒に課題解決 美味(おい)しまね認証制度を推進

「課題の解決に向け、地域と一緒に取り組むことができると思い、県職員を選びました。現在は、島根県独自のGAP(農業生産工程管理)認証制度である「美味しまね認証制度」の運営を担当。GAPは、安全な農林水産物の生産につながるだけでなく、農家の経営改善にも役立つため、推進・PR活動に力を入れています。今後は消費者、加工業者、飲食店側の視点も持ちながら生産者に指導できるよう、幅広く見識を深めていきたいです」

市町村や関係機関と連携し、県民の健康づくりを推進

「保健師として母子保健、難病・結核の患者支援の担当を経て現在、がんに関する業務で、予防や患者支援など幅広く実施しています。市町村ごとに医療体制が異なる中、圏域や県全体がよりよい地域になるためにどう取り組み、いかに調整するかという難しさはありますが、関係機関とネットワークを作って規模の大きな事業を行えるのが県保健師の魅力です。病気や障がいがあっても住み慣れた場所で過ごせる地域づくりを目指したいです」

現場支援から政策提言まで林業に幅広く携われる職場

自宅の裏が山という環境で育ち、幼い頃から島根の豊かな自然に触れてきた森山さん。大学では、地球環境問題や森林・樹木の生理学について学びました。「県の技術職なら、現場の支援から政策提言まで幅広く林業に携われると考えました」。これまで、治山施設・林道の工事発注や現場監督から、「水と緑の森づくり税」を使った森づくり事業、予算管理までさまざまな業務を担当。「想像以上に多岐にわたっていましたね」と笑顔を見せます。

現在は、スギやヒノキなどの苗木生産者のサポートや森林内の作業道整備の支援などに従事。「林業は、苗木の生産から植栽、育成、伐木、加工まで多くの人が関わっています。土砂災害の防止や貯水などさまざまな公益的機能がある森林を守り、生かす仕事に就けているのは誇りです」。最大の課題は担い手不足。林業の魅力発信にも力を注ぎます。

今年、係長を拝命。初めてできた部下へのフォローにも心を配ります。一方、家庭では1児の母。「子どもが3歳になるまでは、時間単位の有給制度“育児時間”が取れるので、同じ県職員の夫と交替で取得。とっても助かっています」。

営業職からIターンして入庁 俯瞰的に仕事ができる職場

大学まで過ごした九州を出て、大手スポーツメーカーの営業職として関西を走り回っていた恩村さん。将来のキャリアやライフスタイルを考え、Iターンして転身しました。「全国転勤がある前職と違い、一つの地域に腰を落ち着けて、さまざまな業務に挑戦できる点に興味を持ちました。結婚を考えていた相手の出身地。故郷に雰囲気が似ていたし、不安より新天地での生活を楽しむ気持ちの方が大きかったですね」。

土木部、健康福祉部を経て、現在は古民家での田舎暮らしや地域ならではの体験、食事を楽しめるプログラムを住民の方と一緒に考えたり発信したりする業務を担当。中山間地で暮らす高齢者の方々など生活支援や買い物バスの仕組みづくり、スモールビジネス育成支援など、多岐にわたる地域課題に向き合う部署で、地元自治体や事業者、住民と一緒に地域振興を進めています。恩村さんは「島根の食や暮らしやすさは大好きで、もう一つの故郷ができたよう。島根の活力創出に一役買いたい」と語ります。

採用担当者からあなたへ

県職員の仕事は堅い印象がありますが、島根をより良くするための具体策を考え実行する創造的な仕事も多いです。人との出会いも多く、幅広い業務を経験できるので自分の成長を感じながら仕事をすることができます。地域の声を聴き、島根をより良くしたいあなた、お待ちしています!

【資料請求・お問い合わせ先】
採用直通TEL/0852-22-5438
採用直通 E-mail/syokuin-saiyo@pref.shimane.lg.jp

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企業概要

事業内容 公務
創業 明治4(1871)年
代表者 島根県知事 丸山 達也
社員数 3988名(男2868名 女1120名)

島根県

シマネケン
電 話:0852-22-5111
住 所:島根県松江市殿町1 [MAP]
情 報:HP YouTube 

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