天空の寺カフェ『峯寺 遊山荘』。神話の地を見晴らす山上の超穴場へ-雲南市


静寂に身を包む山カフェ『峯寺 遊山荘』。自然に身をゆだねて
周囲を深い緑に抱かれた森の中、ポツンと立つ山小屋。
眼下には「ヤマタノオロチ伝説」ゆかりの三刀屋川と、三刀屋の町並み。
「穴場」と言われるカフェは数あれど、ココはその中でも屈指の隠れ家では?
そう感じさせるロケーションにあるのが『峯寺 遊山荘』です。
古刹を中心とする『峯寺森林公園』の一角にある“おこもりカフェ”
斉明4年(658)、役小角(えんのおずぬ)が開いたとされる真言宗の寺院『峯寺』。出雲修験の根本道場でもあります。
その古刹を中心に、展望台や野鳥観察小屋、そして山カフェ『峯寺 遊山荘』などが点在。
かつて修業の場であったことから分かるように、人里離れた場所にある『峯寺 遊山荘』。
俗世を離れて、ひと息つきたい、頭を空っぽにしたい、そんな時こそうってつけ!
カフェの入口からすでに、物語のワンシーンのようで引き込まれます。
葉のかすれる音、鳥たちの声、そよぐ風の音と、環境音も自然なものばかり。
お店にいながら光合成ができそうなほどに、陽の光がさんさんと。
見えない何かに導かれるように、窓際の席へ足が向かいます。
『峯寺 遊山荘』でいただけるのは、数種のドリンクと、「はちみつバタートースト」(300円)。
この「はちみつバタートースト」、シンプルなメニューながらマストでいただきたいおやつです!
在来種であるニホンミツバチが集めた蜜をいただく「はちみつバタートースト」。
管理人の大坂さんによると、施設の近くで採取した自家製とのこと。自然の深い甘みが凝縮されてホントにおいしい!
ついついかけ過ぎちゃいました(笑)。貴重なものをごちそうさまです!
神話・歴史談義が楽しい『峯寺 遊山荘』
管理人の大坂さんは、郷土の歴史に精通した知識人。出雲国風土記や日本書紀といった歴史書などをもとに、地元・雲南市周辺の歴史や文化を解説してくださいます。
何気なく通り過ぎていた地名が、実は神様に由来するもので~、出雲王朝の中心地だったとされる雲南市は~などなど。
様々な資料を通して丁寧に語ってくださり、その話の世界に引き込まれていきます。
大坂さんと歴史談義をするもよし、ただただボーっと過ごすもよし。
自分なりのスタイルで、ゆっくりとおくつろぎを~。
散策がはかどる自然公園。お寺に吊り橋に、ハンモック
山カフェを含む一帯は自然公園になっています。散策路が設けられ、徒歩であちこち周遊可能。
吊り橋があったり、展望台があったり。お寺の建物を巡るのも楽しいですよ。
山カフェのすぐ近くにはハンモックも。天気のいい日なら、ここで読書orお昼寝?が良さそうです。
また、事前に予約しておけば、ハンモックのある広場でバーべーキューができるとのこと。
そのほか、『峯寺 遊山荘』にはバンガローを完備。宿泊の対応もできますよ。詳しくは『峯寺 遊山荘』のHPをチェック。
『峯寺 遊山荘』へのアクセス、駐車場
『峯寺 遊山荘』の住所は、雲南市三刀屋町給下1586-1。向かうまでの道は、幅が狭い場所があるので気を付けましょう。
また現在、『峯寺』の「観音堂」の改修工事を行っているため、月~金曜は一部が車両通行止めに。
工事中は山門付近の駐車場に車をとめ、そこからは歩いて向かいましょう。
峯寺 遊山荘
ミネジユウザンソウ
電 話:0854-45-5800
住 所:島根県雲南市三刀屋町給下1586-1 [MAP]
営 業:9:00~17:00
休 み:水曜、12/29~1/3
駐 車:あり
情 報:HP
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状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。
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この記事を書いた人

タウン情報ラズダ編集部
編集部いしやん
島根・鳥取のタウン情報誌ラズダ編集部の現編集長。島根県松江市出身→浜田市→大阪→奈良→松江市在住。
喫茶店の冷えたおしぼりと、帽子が大好物な蛇年の年男。
日刊webラズダでは主にグルメ、ショップ、キッズ関係の記事を担当しています。あ、あとバツイチ&2児のシングルファーザーです。(←どうでもいい??)
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