鳥取県大山町に2025年７月21日、一棟貸しの宿『DAISEN UMIHOTARU （ダイセンウミホタル）』がオープン！

町並みに溶け込むリノベ宿で、御来屋の海を一望できる絶好のロケーションが魅力。

地域の温もりに触れるような、心地いい滞在ができる宿です。

『DAISEN UMIHOTARU』の住所は、西伯郡大山町御来屋824。

かつて多くの船が行き交い、港町として栄えた大山町御来屋。当時は、店が立ち並び、芝居小屋や映画館があり、とても賑やかな町でした。

「町の賑やかさを取り戻したい」と語るのは、この地で生まれ育ったオーナーの島田さん。現在は高齢化が進み、空き家が増加。御来屋の変化に寂しさを抱くひとりです。

そんな島田さんが、故郷への想いを込めて新たに手がけのが一棟貸宿『DAISEN UMIHOTARU』。

コンセプトは「御来屋の暮らしの魅力を伝える」。単なる宿泊施設ではなく、この土地でしか体験できない暮らしの豊かさを、訪れる人々に体感してもらいたいとの願いが込められています。

宿は、空き家だった築約40年の民家を改装した、木造２階建ての広い建物。

建物を横から眺めると、想像以上に奥行きがあってビックリ！

８月は先行して、空き部屋シェアサイト「Airbnb」で予約を開始。すると、県外や海外から宿泊者が訪れ、高評価を得たとか。

「地域と連携して御来屋の文化と暮らしを多くの人に伝えていきたい」と島田さんは語ります。

玄関を入ると、長い廊下が裏口まで続いています。外には視界いっぱいに広がる海。

廊下の途中には２階に上がる階段が２つあり、それぞれ別の部屋に繋がっているという、なんともおもしろい構造。

「迷路みたい〜！」と宿泊の子どもたちが走り回ることも。

１階には、広々としたリビングダイニング、和室のほか、キッチンが備えられていて調理が可能。

開放感があり、隣近所を気にせずにゆったりと過ごせる空間です。中庭ではバーベキューが楽しめるよう、倉庫に道具を完備。

玄関から歩いてひとつ目の階段を上ると、卓球台、エレクトーン、人生ゲームなどがある２階スペースへ。

親子や友達と手軽に遊べて、旅の息抜きにピッタリ。

外にはテラスがあり、心地よい潮風を感じられます。

海を眺めながらゆったりのんびりハンモックでくつろげて、贅沢な時間を過ごせそう。夜には、星空ウォッチングができそうですね。

もう一方の階段を上がった先にあるのは、ロッキングチェアが置かれた可愛いベッドルーム。大きな窓から御来屋の漁港と水平線を一望！

タイミングによっては、カモメが群れ、夕日が沈む様子などが眺められます。刻一刻と表情を変える海の景色を独占できる、ステキなお部屋ですね。

御来屋の海はバスルームからも一望でき、晴れた日は夕日を眺めながらゆったりバスタイム。

お風呂の横の裏口を出ると、海は目の前。お風呂上がりに海沿いを散歩したり、キンキンに冷えたビールで乾杯したり♪

最大14名まで泊まれる『DAISEN UMIHOTARU』。これまでに大学のゼミ、スポ少の宿泊先、法事、親戚が集う還暦祝いなど、様々な用途で使用されています。

オーナーの島田さんいわく「誰でも気軽に泊まれる宿として多くの方に活用して欲しい」とのこと。上記のほかに、企業研修や社内勉強会を開催する際に利用できそうですね。

大人数での利用はもちろん、２〜３組の仲良し家族で利用したり、三世代の家族旅行で訪れたりするのもオススメ。