遊ぶ・作る・買う!木育の新拠点『おもちゃ屋SUN』は学べるテーマパークだった-米子市

編集部あつきち
編集部あつきち

親子で元気チャージ!火・木・日曜は米子市『おもちゃ屋SUN』で遊ぼう

今年7月、米子市・皆生通り沿いにオープンした『おもちゃ屋SUN』。

障がい者就労支援施設の木工チームが手掛ける複合型木育施設です。鳥取県内の建築現場で出た端材を再利用し、おもちゃの製作・販売をはじめ、親子で遊べる木育スペースやワークショップを展開。

天然木のやさしい香りと手ざわりに包まれながら、買う・作る・遊ぶを通して木とふれ合える場所です!

主に1階はおもちゃの販売スペース、2階は有料&予約制の遊び場になっています。

2階の遊び場は、遊びながら木の温もりにふれられるのが魅力。営業時間内は保育士が常駐し、子育ての相談などを受けられます。

では早速、中を覗いてみましょう!

おもちゃのテーマパークみたい!ドリンク片手に休憩もOK

2階へ上がると・・・家の中に、もうひとつお家が現れた!

この大きなお家はもちろん手作り。

内部に作られた階段をのぼって2階へ行くと、そこには角の取れたやさしい手ざわりの大きな積み木がずらり。

見上げれば天井にはキラキラ星空のようにきらめく光。芝生を思わせる柔らかな床と木の温もりが調和して、空間全体がやさしさに包まれています。

積み木は大人の手からあふれるほどのビッグサイズ。自由に積み上げながら遊ぶことで、子どもの発想力や創造力を育みます。

『おもちゃ屋SUN』の商品として販売しています。

こちらは、ごっこ遊びが人気のコーナー。

実はここ、米子市内の実在する飲食店や美容室、洋菓子店などをモデルにし、お店屋さんごっこ遊びが楽しめるスペース。

ピザ屋さんになりきって「ピザが焼けましたよ~!」と声をかけたり、美容師コーナーではスタイリスト気分でお客さんに接客してみたり。

お店屋さんになった気分で、家ではできない遊びを親子で楽しめます♪

隣のお部屋は、やわらかな光が差し込む「くつろぎスペース」。

子どもに合わせて少し低めに作られた机と椅子が並び、ここではお茶を飲んでひと息。お弁当を含む、飲食スペースとしても利用できます。

親子でゆったり過ごす中で、家とはちょっと違う会話が生まれたり、ほかの親御さんとの交流が生まれたり。自然と笑顔が広がる、温かな憩いの空間です。

流し台には冷蔵庫や電子レンジ、IHクッキングヒーターを完備。温かい食事や飲み物を楽しめます。

トイレはもちろん、おむつ替え専用スペースも完備されているので、小さなお子さん連れでも安心。

遊び場の施設利用方法や料金について

『おもちゃ屋SUN』は年齢制限なしで、誰でも利用可能。営業は火・木・日曜の予約制。

  • 0・1歳/無料
  • 2歳以上/2時間500円※ワークショップ体験料は別途

毎週木曜は「ランチの日」。子ども、大人それぞれに手作りランチが登場し、大人にはうれしい食後のコーヒー付き!

そのほかのイベント情報は、予約サイトのカレンダーをチェック!

★詳細はインスタグラムでも発信しています

『おもちゃ屋SUN』が作る体にやさしい木のおもちゃ

鳥取県産の天然木を使用したおもちゃや家具を製作する『おもちゃ屋SUN』。

「ままごとキッチン」や「こびっとハウス」をはじめ、積み木のおもちゃ、ちゃぶ台、本棚、イスなどを作っています。

一つひとつ木目や色合いが異なる天然素材を使うので、世界にひとつだけの自分だけの木製品に出合えるのも楽しみのひとつ。

子どもの体格に合わせたサイズで作られ、調理台や引き出し、蛇口まで本格的。

手やすりで丁寧に仕上げた木の手ざわりはやわらかく、使うほどに味わいが増します。

「ままごとキッチン」は、米子市内の保育園や幼稚園でも採用され、完全受注製作。

修理やメンテナンスは1回目まで無償で対応してくれるので、長く安心して使えます。希望に応じたカスタマイズが可能なので、用途に合わせて相談してみましょう!

クリスマスや誕生日、お祝いなど成長の節目に寄り添うプレゼントとしてもオススメです。

「こびっとハウス」は、小さなお家にカラフルな屋根が目を引く木のおもちゃ。インテリアとして飾ってもかわいいデザイン♪

【ワークショップ】「こびっとハウス」を作ってみよう

完成されたおもちゃを買うのも良いけれど、“自分で作る”楽しさもここならでは。

店内では、予約制のワークショップ「こびっとハウス」や「こびっとカー」作りを開催しています。

様々な形の木材を組み合わせ、組み立てからやすりがけ、色塗りまで体験できます。所要時間は各30分~1時間ほど。

完成した作品は世界にひとつだけの仕上がり。 木の香りに包まれながら、モノづくりに夢中になれる時間を過ごせますよ。

子どもからは「生きる力」をもらえる

就労継続支援センター「ひまわり倶楽部」の木工チームが運営する『おもちゃ屋SUN』。

保育士として10年勤務した曽根さんは4児の父。

子育て支援センターでの勤務経験も活かし、今後は「センターとはまた違う形で親子の時間を支えたい」と話します。

就労者の方々も『おもちゃ屋SUN』を支えるチームの一員! 子どもがふれるおもちゃや家具を一つひとつ丁寧に磨き、管理やメンテナンスの作業を行っています。

中には保育士資格を持つスタッフもおり、「子どもたちの笑顔を見ると、こちらまで元気をもらえる」と話してくれました。

年齢制限なく誰でも利用できる『おもちゃ屋SUN』は、木の温もりにふれながら、五感を使って遊べる場所。

「親と子がそれぞれ違う時間を過ごしても、“また来たいね”と思ってもらえる場所にしたい」と曽根さん。

忙しい毎日の中でも、「子どもからは生きる力をもらえる」という言葉が心に響きました。ここで過ごす時間が、親子の笑顔と会話を増やしてくれるかも・・・と、そんな想いが自然とこみ上げてきた取材になりました。

日常の合間に小さな安らぎが待っているはず。『おもちゃ屋SUN』でやさしいひと時を過ごしてください。

『おもちゃ屋SUN』の場所、駐車場

『おもちゃ屋SUN』の場所は米子市上福原。駐車場は店の裏にあり。

複合型木育体験施設 おもちゃ屋SUN

オモチャヤサン
電 話:0859-35-5080
住 所:鳥取県米子市上福原5-12-67 [MAP]
営 業:火・日曜10:00~16:00、木曜10:00~13:30*いずれも要予約
休 み:月・水・金・土曜*団体利用は応相談
駐 車:あり
情 報:HP Instagram Facebook

※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。

★あなたからの情報提供お待ちしてます!

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編集部あつきち

タウン情報ラズダ編集部

編集部あつきち

タウン情報ラズダ編集部。鳥取県米子市、白ネギがおいしい町出身。

好きな食べ物は旬の野菜とくだもの、大豆製品。夏に見るツヤッツヤなナスと、冬のぶっくり太ったカブを見つけると、うれしくてテンションが上がります!

取材先で感動した場所は隠岐の島「摩天崖」、思い出の取材先は境港市「ポパイ」と大田市「Cafe Asbach」。
偶然が生む発見が大好物!ハプニングは好きな方です!

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