電車が参道を横切ってる神社【山陰フォト散歩】

編集部べーやん
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コスモスが咲き誇る出雲市『粟津稲生神社』へ

どうもこんにちは、山陰のタウン情報誌「ラズダ」編集部べーやんです。

『出雲大社』から車で約10分のところにある『粟津稲生神社(あわづいなりじんじゃ)』。

実は、参道を線路が横切っている珍し~い神社なんです!

カメラ片手に訪れたのは、神社周辺のコスモスが見ごろを迎えた11月中旬。

電車が通るタイミングを狙って撮影すると、ステキな一枚が撮れる人気フォトスポットです。

『粟津稲生神社』の住所、駐車場

『粟津稲生神社』の住所は、島根県出雲市平野町921。JR出雲市駅から車で約15分。

「一畑電車」の遙堪(ようかん)駅と高浜(たかはま)駅の区間に鎮座していて、電車の車窓から眺めることも可能。
参拝時は、近隣の山根氏宅前の一部が駐車場として利用させてもらえます。とめる際は、きちんと整列して駐車しましょう。

全国的に珍しい「稲生神社」

京都にある『伏見稲荷神社』の分霊を祀っていると伝わる『粟津稲生神社』。どうりで鳥居が並んでいるワケですね~。

全国でも20社しかない「稲生(いなり)」と書く大変珍しい神社だそう。

朱塗りの鳥居、青空、コスモスのコントラストが美しく、つい何枚も写真を撮りたくなる参道風景。

ご祭神は「倉稲魂神(うかのみたまのかみ)」、「稚彦霊神(わくむすびのかみ)」、「有気持神(うけもちのかみ)」の三神。治病・厄除けなどにご利益があります。

社を目指して鳥居をくぐっていくと、まもなく踏み切りに突き当たります。

鳥居と本殿の間に、線路!

山陰はもちろん、全国的にもかなり珍しい光景ではないでしょうか。

どうやら線路を敷く時に迂回が叶わず、鉄道会社が神社側にお願いをして、参道をまたがることになったそう。おかげで電車の車窓から眺められるし、鉄道ファンには人気の撮影スポットだし、個人的にはかえって良かったような気がします。

踏切には遮断機がないため、渡る際は充分に注意しましょう。

キツネが出迎えてくれる境内

石鳥居をくぐり拝殿へ。

管理が行き届いていて、なんとも居心地のいい境内。清々しい空気が流れていて、気持ち良く参拝できます。

賽銭箱の左右に置かれているのは、キツネの置物。キツネは稲荷大神の「お使い」とされる存在だそう。

野山をかけるキツネではなく、目には見えない霊獣のことを指し、「白狐」と呼ばれています。

石像のキツネを見てみると、尻尾がなんとも独特な形状をしていました。

きっと何か意味があるハズ・・・な、なんだろう、まったく見当が付かない。だ、誰か教えてください!

“ばたでん”が走り抜ける出雲の古社

『稲生(いなり)』の字を充てる珍しい神社である一方、参道を電車が走る神社としても稀な神社ではないでしょうか。

『出雲大社』から向かえば、車で約10分。地元の方はもちろん、観光客の方にもぜひ立ち寄ってみてもらいたいフォトスポットです。

「一畑電車」が走り抜けるタイミングを狙って、ステキな写真を撮影してみて。

粟津稲生神社

アワヅイナリジンジャ
住 所:島根県出雲市平野町921 [MAP]
駐 車:あり

※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
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タウン情報ラズダ編集部

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山陰のタウン情報誌「ラズダ」の編集者。出雲市佐田町出身。
新しいラーメン屋には行かなきゃ気が済まないィィ性格(だそう)。
超ローカルYouTubeチャンネル「Lazuda TV」の立ち上げから、企画・編集・出演を務めています!

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