屋根?いいえ、門です【山陰フォト散歩】
立派な屋根、かと思ったら門でした。松江藩の財政を支えた人参ゆかりの場所
みなさん、こんにちは。山陰のタウン情報誌「ラズダ」編集部いしやんです。
松江市といえば城下町。城下町のシンボルといえば、『松江城』や『武家屋敷』といったシンボルが思い浮かびます。
けれど、城下町の名残りはそれだけにあらず!
例えばこちら↓
屋根?
いいえ、実はこれ、松江藩とゆかりの深~い役所の門の一部なんです。
場所はココ。『白潟天満宮』の近くです。
財政難に陥った松江藩の救世主・雲州人参と、それを管理する役所「人参方」
この門があった場所には、かつて「人参方(にんじんかた)」と呼ばれる役所がありました。
「人参」と聞くと、カレーなどに使うニンジンを思い浮かべますが、そっちではなく薬用人参。いわゆる高麗人参とも呼ばれるアレです。
郷土の偉人として、市民なら誰もが知る“ふまいさん”こと、松平不昧公にもゆかりのある人参。
財政難にあった松江藩。これをなんとかすべく、不昧公は「御立派の改革」を実行。その中で目を付けたのが、高麗人参の栽培でした。
松江藩の高麗人参は「雲州人参」や「雲州製」などと呼ばれ、藩を代表するトップブランドに。結果、巨万の富を築きます。
(財政難から一転、藩政は一気に好転したらしい。人参マネーすごい)
松江藩の代表商品となった雲州人参。その製造、加工、流通、販売を担ったのが「人参方」です。
門の近くにある案内板には、在りし日の「人参方」の長屋門の写真が掲載されています。
城下町として栄えた松江市。何気ない街の景色の中に、「実はアレ、当時の名残りなんだよ」的なモノがあちこちに。
普段は車で通り過ぎてしまう場所にこそ、そういったモノがあるので、たま~に歩くと発見がいっぱい!これも松江市の魅力のひとつですね。
みなさんの周りに“実はスゴイもの”、“実はめっちゃ歴史ある場所”があれば、ぜひ編集部へ!
※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。
鳥取・島根のお仕事情報
この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部いしやん
島根・鳥取のタウン情報誌ラズダ編集部の現編集長。島根県松江市出身→浜田市→大阪→奈良→松江市在住。
喫茶店の冷えたおしぼりと、帽子が大好物な蛇年の年男。
日刊webラズダでは主にグルメ、ショップ、キッズ関係の記事を担当しています。あ、あとバツイチ&2児のシングルファーザーです。(←どうでもいい??)
【いしやんの過去記事一覧はこちら】
ラズダ公式X
ラズダ公式Facebook
いしやんのInstagram(フォロー歓迎!)
会社のいしやんブログ
