冬でも寒くない鍋の日の換気とニオイ対策。壁やカーテンにニオイを残さない6つのポイント

教えてエバラさん
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鍋はおいしいけど部屋がモワッと臭う。冬でも寒くない換気とニオイ残りを防ぐ6つのコツ

おかたづけ“エバラPOINT”vol.75

みなさんこんにちは!鳥取県在住の整理収納アドバイザー・江原朋美です!

温かいものが恋しくなる季節。温かいものといえば、やっぱり鍋ですよね。

でも気になるのが、家で鍋をした後に残る部屋のニオイ。今回は、寒い季節でも実践しやすい「換気のコツ」についてお話します。

《そもそも、どうして鍋の後はニオイが残るの?》

鍋のニオイが部屋に残りやすい原因は、鍋から立ち上る湯気。

グツグツ煮える鍋を囲んでいると湯気と一緒に、食材の脂やニオイ成分が部屋中に広がります。換気したつもりなのに残る・・・の正体は実は湯気なんです!

ニオイ残りを防ぐコツ1:調理前のひと手間

鍋まわりのホコリはニオイの接着剤。そこに湯気がくっつくと、ニオイが残りやすくなります。

だから始める前に、壁や照明器具などのホコリをサッと払うだけ。このひと手間で、ニオイの残り方がグンと変わりますよ。

ニオイ残りを防ぐコツ2:換気扇は火を使う1分前から

「鍋がグツグツし始めてから換気扇ON!」では遅め。

火を使う前から換気扇を回しておくことで、ニオイと湯気が部屋に広がる前に外へ逃がせます。

先に空気の流れをつくっておくことで、湯気と一緒に出るニオイや脂が、部屋に広がる前に外へ逃げてくれます。

これだけで、天井や壁のベタつきも変わってきます。

ニオイ残りを防ぐコツ3:換気扇+遠い窓で空気の通り道をつくる

換気扇だけでなく、換気扇から一番遠い窓を少しだけ開けるのがコツ。

換気扇は空気の出口。遠い窓を少し開けると、部屋の奥から換気扇に向かって空気が流れます。その流れに鍋のニオイが乗って、外へ出ていきます。

近くの窓だと、その場の空気しか動きません。なので、寒い日は一番遠い窓を5分開けるだけでニオイ残りがグッと減ります。

寒いから全部閉めたい気持ちはよく分かりますが、空気の通り道確保を優先してみて。

ニオイ残りを防ぐコツ4:ニオイはつく前に防ぐ

カーテンやクッションなどの布製品はニオイを吸いやすい場所。

ニオイをスポンジみたいに吸い込むので、無臭タイプの消臭スプレーを「事前に使っておく」と翌朝の空気が段違いに!

ニオイ残りを防ぐコツ5:食事中のサーキュレーターはOFFに

食事中にサーキュレーターを回すとニオイを部屋全体にまき散らすことに・・・。

使うなら食べ終わった後、一気に換気して入れ替えが正解。

ニオイ残りを防ぐコツ6:鍋の日の加湿器はちょっとお休み

鍋の湯気に加湿が重なると、部屋はニオイが逃げない空間に。

湿度が高いと、ニオイは空気中に居座りやすいので、鍋の日は食事中だけ加湿オフにしましょう。これだけで、ニオイ残りがグッと減りますよ。

いきなり全部を実践するのは、大変かもしれません。そんな時はコツ1と2だけ、2だけ試してみようなど、できるところから始めてみましょう。

まずは“ニオイ残りを減らすため”の意識づくりが大切。

《試す→効果を時間する→また試す》をループしていけば、意識せずとも暮らしのルーティーンとして、当たり前の所作になっていくハズです!

※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。

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整理収納アドバイザー

教えてエバラさん

「田舎で片付ける女」こと、整理収納アドバイザー1級・2級認定講師の資格を持つ“おかたづけ”のスペシャリスト。出会った人を元気にしてくれるエネルギッシュな人柄で、3人の子育てをしながら講演、テレビ出演、個人宅へのお片付けサービスなど幅広く活動。毎日の家事や生活を快適に送れるお家作りのお手伝いをしています。
山陰各地で「おかたづけ」に関する講演のほか、テレビ・ラジオ・雑誌等、出演、執筆も多数。
タイのバンコクで発行されている東南アジア初の最も歴史と信頼のある日本語新聞「バンコク週報」にも連載中。鳥取SDGs伝道師。

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