島根合板ってどんな会社?取材で分かる仕事と社風、先輩の声【ラズダ広告】
島根合板の企業研究|仕事のリアルと、働く環境をチェック
みなさんこんにちは!鳥取・島根のタウン情報誌「ラズダ」編集部です。
「日刊webラズダ」では、山陰で就職を考えている方に向けて、鳥取・島根の優良企業を約2ヶ月にわたって毎日紹介中!
今回取り上げるのは、島根県浜田市の島根合板株式会社。
- 事業や仕事内容
- 社風・制度
- これまでの挑戦の歴史
- 先輩社員の声 など!
概要から伝わりづらい魅力や気になる裏側までご紹介!「あの企業のホンネが知りたい」人こそ、要チェックです。
島根合板ってどんな会社?
サステナブルな社会に向け、日本の林業や地球環境に貢献
木材の特性を生かした高品質な合板製造に取り組む《島根合板株式会社》。
社員の適性に応じた配属や、社員寮の新設・休憩室のリニューアルなど、誰もが働きやすい環境づくりを推進しています。
合板の可能性を追求。国産材活用にも注力
合板と聞いて、どのようなイメージを思い浮かべるでしょうか。合板とは、その名の通り、薄く剥いた「板」を接着剤で貼り「合わせて」作った木の板。かつては、製造工程の精度や接着剤の品質が充分でなかったことから、はがれやすい印象を持たれ、一部では粗悪な材料と見られていた時代も。
しかし、その後の技術革新によって状況は大きく変化。現在の合板は、強度が高く、幅広で、伸び縮みが少ない優れた材料へと進化しています。建築物の壁や床、屋根の下地などに用いられる構造用合板は、目に見えない部分で多くの建物を支えており、その厚みや強度は、使用箇所ごとにJAS規格で厳しく定められています。
《島根合板株式会社》常務取締役の荒木裕二生産本部長(53)は、「大手ハウスメーカーが採用するツーバイフォー工法など、建物を面で支える建築では、高性能な構造用合板が大きな役割を担っています」と説明します。
高度経済成長期の真っただ中である1964年、前身の会社が益田市内で創業しました。その後、グループ会社との合併などを経て、1997年に現在地で、スギやヒノキなどの針葉樹に特化した工場を開設。従来、日本では安価な輸入広葉樹が多く使用されてきましたが、世界的に森林保護への意識が高まるとともに、国産材活用を促進する機運も強まっていきました。
同社では、使用する木材の約90%を国産材が占めるなど、地産地消を推進。豊富な森林資源を有効活用し、山林を整然と維持・管理することは、洪水や土砂災害の防止につながるほか、CO2削減にも寄与します。
合板の製造工程は、大きく4つに分かれます。まず、原木を大根の桂むきのように、ミリ単位で薄く剥いていきます。次に、温度や湿度、風速や風量などを調整しながら、木に含まれる水分量を約10%まで乾燥。
その後、層の向きを交互に重ねて接着し、カッティングを経て最終検査へと進みます。一枚一枚充分に乾燥させた薄板を繊維方向が直交するように重ねているため、あらゆる方向からの高い耐久性を発揮するほか、無垢材と比べて伸び縮みが少ないのも特長。
荒木本部長は、「木は産地や種類によって一本一本性質が異なるうえ、加工時の気温や湿度などにも影響されるため、どの工程にも高度なテクニックが求められます。そうした工程を経て、木材の優れた特性をさらに高めた建築資材が合板なのです。ひとつの丸太から広い面積の材料を得られるため無駄が少なく、地球環境にもやさしい素材ですよ」と語ります。
木材の特性を併せ持ちながら、耐久性に優れ、コストも抑えられるなど、多くの魅力を備えていることから、合板は今や下地材や型枠に留まらず、内装や家具、什器などにも用いられる注目のアイテムとなっています。
同社でも、石こうボードに代わるものとして、より軽量で強度の高い内装用ライナー合板、フロア材の下地として使用されるフロア台板などを製造。現在では、非構造用合板が合板総生産量の約2割を占めています。
社員による植林活動推進。地球未来牽引企業に認定
持続可能な社会への貢献にも、同社は熱心に取り組んでいます。浜田での操業当初から、グループ会社が所有する山林で植林活動を実施。入社3~4年目の若手社員が2泊3日で山に入り、下刈りから間伐、苗木の植栽までを行うことで、森林再生の一端を担っています。
工場では、合板製造の過程で発生する端材などの木質バイオマスを熱源として活用。燃料となる木材は成長過程で二酸化炭素(CO2)を吸収しているため、燃焼時にCO2を排出しても、全体としてはプラスマイナスゼロとなります。エネルギー面においても、環境への配慮を徹底しているのです。
さらに2017年度には、単板乾燥時に排出されるガスを、ほぼ純粋な水蒸気に近い状態まで浄化できる燃焼装置を設置。同年、経済産業省の「地球未来牽引企業」にも認定されました。
日新グループの国内シェアは30%超に上り、2工場が稼働して合板製造の中核を担う同社には、九州地方や島根県東部など、遠方からの就職希望者も少なくありません。
そこで2021年には、全室Wi-Fi完備でサンルーム付きの快適な社員寮を新設。共用スペースには、マッサージチェアや筋力トレーニングマシンを備えたトレーニングルームも整えられており、社員であれば誰でも利用できる環境が整っています。
さらに、社内の休憩スペースもリニューアル。平屋だった建物を2階建てに増築し、横になって休める畳スペースや、リクライニングチェアを備えた個室を新設しています。女性や外国人社員が増加傾向にあることから、男女共用スペースに加えて、女性専用の部屋も併設しました。
荒木本部長は、「かつては力仕事のイメージが強かった合板製造の現場ですが、現在は工場の自動化やIT化が進み、どんな人でも働きやすい職場になっています。部署ごとに仕事内容も様々で、一人ひとりの適性に応じた働き方ができるはずです」と話します。
木材より強く、幅が広く、伸び縮みが少ない合板は、建築物の下地から内装まで、今や暮らしに欠かせない存在。その魅力を改めて実感できる会社です。
現場の声|先輩社員から届いたリアルな社風と仕事の様子
緊張感を持って製品を調整。同僚とのコミュニケーションも大事
用途に応じて多種多様な材料や方法で加工される合板は、JAS規格によって品質や形状などの基準が定められています。その基準に合致しているかを確認・調整するのが、製品の仕上げを担う生産3課の役割です。接着作業を担当する宮本さんは、「1.7秒ごとに自動で下りてくる板を、2人1組で確認しています。わずか1〜2ミリでもずれを見つけたら機械を止めて調整する必要があるので、常に緊張感があります」と話します。
製品の高品質を維持するためには、適切なチェックが欠かせません。2時間おきに休憩を取り、集中力を切らさないようにしながら作業に臨んでいます。「気を張り詰め過ぎてもいけません。歌をうたったりしてリラックスしながら作業しています」と、屈託のない笑顔を見せます。機械トラブルが発生することも少なくありませんが、同僚とコミュニケーションを取りながら、迅速に対応しています。
高校卒業後に同社へ入社した宮本さんにとって、入社の決め手の一つは待遇の良さでした。「同級生と比べても、かなり給料が高くて満足していますが、その分、弟や妹にいろいろねだられています」と苦笑しつつも、その表情には確かな充実感がにじんでいます。
出荷前の合板品質をチェック。快適な社員寮でエネルギーチャージ
奥出雲町出身で、大学では酒米の研究をしていた内田さんは、「県内屈指の業績を誇るとともに、環境循環型社会の実現にも真摯に向き合っている会社だと知り、興味を持ちました」と語ります。将来は故郷で農業に関わる仕事に携わりたいと考えていたこともあり、森林の成長や再生にも力を入れている同社は、魅力的な存在に映りました。
約半年間の現場研修を経て、品質管理課に配属。薄い単板を何層も貼り合わせてつくられる合板にとって、特に重要なのが接着性能の確保です。内田さんたちは、煮沸試験や両側から強い力で引っ張る試験などを繰り返し行い、単板がはがれないかを確認しています。「滅多にありませんが、接着剤の付け忘れや塗布量が少ないなどが原因で、不具合を見つけることもあります。お客様のもとに不良品を届けないよう、常に気を引き締めています」と話します。
このほかにも、一本の原木がどれほど製品化されているかを調べる歩留まり試験や、単板の水分量を測定する含水試験なども担当しています。
入社した年に新設された社員寮で生活しており、「ホテル並みにきれいで住み心地も抜群です。職場にも近く、家賃が格安なのは本当に助かっています」と笑顔を見せます。
採用担当者からあなたへメッセージ
私たちは合板の製造・販売を通して、地域あるいは人々の暮らしに貢献し、自分自身を成長させることができます。挨拶がしっかりでき毎日元気よく仕事に取り組む人を求めています。優しくて面白い先輩社員が全力でサポートします。工場見学いつでも大歓迎です。
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企業概要
| 事業内容 | 合板製造販売業 |
|---|---|
| 創業 | 昭和39(1964)年11月28日 |
| 代表者 | 代表取締役 又賀 航一 |
| 社員数 | 214名(男202名 女12名) |
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この記事を書いた人
タウン情報Lazuda アシスタントチーム
編集部にっかんくん
山陰のタウン情報誌「Lazuda」編集部に所属(?)。新しいコト、ウワサに目がないミーハー。当サイトのマスコットキャラクターも務める。
