その花、持ち帰って大丈夫?島根県で春の違法採取防止を強化
お出かけ前に確認!国立公園や自然公園で守られている動植物と“採らない”基本を整理
【広報しまね@ラズダ版】
これからのシーズンは、山歩きや散策が気持ちいい季節。足もとの花に目が止まったり、山菜や植物に季節を感じたり。島根の自然が、グッと近くに感じられる時期でもありますよね。
その一方で、島根県ではこの時期、「野生動植物違法採取防止強化期間」を設けています。
県内には、大山隠岐国立公園や比婆道後帝釈国定公園をはじめ、国立公園、国定公園、県立自然公園、県自然環境保全地域など、多様な自然環境が現存。そうした場所に生きる大切な動植物の中には、法律や条例で採取などが禁じられているものがあります。
「キレイだったから」
「珍しかったから」
その気持ちのままに手を伸ばしてしまうと、守られてきた生態系や風景を傷つけてしまうことも・・・。
春・初夏のアウトドアを楽しむ前に、チェックしておきませんか?
島根県では4月1日~6月30日までを強化期間にしています
島根県では、毎年4月1日~6月30日までを「野生動植物違法採取防止強化期間」と定めています。
この期間は、関係機関や自然保護団体などの協力を得ながら、パトロールなどを強化。貴重な動植物を守るための呼びかけと、自然保護意識の啓発を進めています。
春は植物がよく目立ち、人の動きも活発になる時期。
だからこそ、県としても「この季節こそ気をつけて欲しい」と力を入れているんです。
採ってはいけない動植物は思っているより身近に!
自然公園法や島根県立自然公園条例、島根県自然環境保全条例などで守られている動植物は、その美しさや珍しさから、観賞用や園芸用として採られてしまうことが・・・。
県が問題にしているのも、まさにそこ。
山の花や植物は、そこに生えているからこそ景色の一部。ひとつ持ち帰ると大きな変化には見えなくても、その積み重ねで数が次第に減少。そうして、気づけば「前は見られたのに」が増えていきます。
山や公園では「見るだけにしておく」が一番安全
山に入ると、写真を撮りたくなる花や、つい近寄って見たくなる植物に出あいます。
でも、見分けがつかないまま採るのは危険。
島根県では強化期間中、県内各地の国立公園、国定公園、県立自然公園などで、島根県自然保護レンジャーなどによるパトロールを強化します。
アウトドアを楽しむ側として、まず覚えておきたいのはこの3つ!
- 採らない
- 持ち帰らない
- 迷ったらさわらない
シンプルですが一番確実。“知らずに違反してしまう”を防ぐためにも、このキホンは覚えておきましょう。
4月25日は船通山で啓発パトロールを実施
強化期間の取り組みのひとつとして、4月25日(土)に比婆道後帝釈国定公園・船通山で啓発パトロールが行われます。
集合場所は『ヴィラ船通山(斐乃上荘)』前の町道沿い。
当日は、チラシなどを配布しながら登山者や観光客に違法採取防止を呼びかける予定。
環境省大山隠岐国立公園松江管理官事務所、島根森林管理署、雲南警察署、奥出雲町、島根県などが参加予定とされています。
春山に人が増える時期だからこその、現地での声かけ。こうした積み重ねも、自然を守る活動の一部なんですね。
守ることは「これからも楽しめる景色を残す」こと
自然を守る話というと、「してはいけないこと」が前に出がち。でも実際は、これからも島根の山や花を楽しみ続けるための話なんですよね。
「今年見た景色を、来年も見られるように」
「誰かが見つけた花を、次に来た人も見つけられるように」
そう考えると「採らない」はガマンじゃなくて、楽しみをつなぐための約束にも見えてきませんかね?
詳しい情報》島根県:野生動植物違法採取防止強化期間
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この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部いしやん
島根・鳥取のタウン情報誌ラズダ編集部の現編集長。島根県松江市出身→浜田市→大阪→奈良→松江市在住。
喫茶店の冷えたおしぼりと、帽子が大好物な蛇年の年男。
日刊webラズダでは主にグルメ、ショップ、キッズ関係の記事を担当しています。あ、あとバツイチ&2児のシングルファーザーです。(←どうでもいい??)
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