夏の食中毒、手洗いだけじゃない。お弁当・作り置き前に見直すキッチンの4習慣

教えてエバラさん
教えてエバラさん

冷蔵庫、まな板、肉の扱い、ふきん。毎日の仕組みで“菌を広げにくい”キッチンへ

おかたづけ“エバラPOINT”vol.82

みなさんこんにちは!鳥取県在住の整理収納アドバイザー・江原朋美です!

キッチンでの「食中毒」が気になる季節になってきました。毎日のお弁当作りや、作り置きをする方も多い時期。

食中毒予防というと、「しっかり手を洗う」、「充分に加熱する」といったことを思い浮かべる方が多いと思います。もちろん、それもとても大切。

実は、食中毒を防ぐためには、キッチンを使いやすく整えておくことも大きなポイントなんです!

今回は、整理収納アドバイザーの視点から、毎日の暮らしの中で無理なくできる「キッチンの食中毒予防」についてお話しします。

ポイント1:冷蔵庫は「ドアポケット」を見直す

つい「冷蔵庫に入れているから安心」と思ってしまいますが、収納場所で特に注意したいのが「ドアポケット」。

ドアの開け閉めをするたびに外気の影響を受けるため、冷蔵庫の中でも温度が変化しやすい場所になります。

よくドアポケットに生卵を収納するケースを見かけますが、卵はドアポケットを避け、温度が安定しやすい冷蔵庫の奥の棚に収納するのがオススメ。

長く保存したい乳製品も、置き場所を見直してみましょう。

【どうすればいい?】

★卵や長期間保存したい乳製品は、ドアポケットを避け、温度が安定している冷蔵庫の奥の棚に収納する。

★ドアポケットには、温度変化に強い飲み物や調味料を中心に収納する。

ポイント2:まな板は「切る順番」で衛生管理

料理をする時に使うまな板は、なるべく一枚で済ませたいもの。お肉を切った後、「裏返したから大丈夫」と思っていませんか?

実は、まな板の側面や周囲にも肉汁が付いていることがあります。

肉や魚専用のまな板を用意するのが理想ですが、難しい場合は、切る順番などの「仕組み」でリスクと手間を減らせます。

【どうすればいい?】

★サラダ用の生野菜など「そのまま食べるもの」を一番最初に切り、次に「加熱する野菜」、最後に「生肉・生魚」を切る作業動線をルールにする。

★お肉を切る時は、開いて充分に洗い、乾かしておいた牛乳パックを敷いて切る。使い終わったらそのまま捨てられるため、洗浄の手間を減らしやすく、肉汁がほかの食材へ移るのも防ぎやすくなります。

ポイント3:お肉は洗わず「拭く」が基本

鶏肉などのパックを開けた時、ドリップ(汁)が出ていて、「なんだか気持ち悪いな」、「一度洗った方がいいかも」と思うこと、ありませんか?

でも実は、これが大きな落とし穴。シンクでお肉を洗うと、目に見えない細かい水しぶきと一緒に、菌が飛び散る恐れがあります。

シンク、蛇口、スポンジ、さらには周りに置いた食器にまで広がることも・・・。

【どうすればいい?】

★お肉は洗わず、キッチンペーパーでドリップをやさしく押さえるように拭き取る。

★シンク周りに余計なモノや、水切りカゴの食器などを出したままにせず、調理台をすっきりさせてからお肉を扱う。

ポイント4:スポンジとふきんは「乾燥」が命

水気を含んだスポンジや台ふきんは、この時期、雑菌が増えやすいアイテム。

使った後、濡れたままシンクの隅にポンと置いていませんか?

気が付いたら何日も同じふきんを使っている・・・。これも、菌が増えやすい環境です。

【どうすればいい?】

★スポンジは、使用後にしっかりもみ洗いして水気を切り、「浮かせる収納」で風通しを良くして、しっかり乾燥させる。

★台ふきんは、食卓用とキッチン用を分け、使ったら広げて乾かす。

★煮沸消毒が手間に感じるなら、この時期だけ洗えるペーパータオルなどの使い捨てアイテムに切り替える。管理の手間を手放すことで、気持ちも楽になります。

整理収納の基本がキッチンの安全につながる!

食中毒予防は、手洗いや加熱が基本です。

加えて、モノの定位置を決めること、不要なモノをシンク周りに置かないことといった整理収納の基本も、そのままキッチンの安全につながります。

ぜひ今日のポイントを取り入れて、暑い時期も安心して料理を楽しめるキッチン環境を整えてみてくださいね!

※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。

★あなたからの情報提供お待ちしてます!

シェアする!
このエントリーをはてなブックマークに追加

鳥取・島根のお仕事情報

この記事を書いた人
教えてエバラさん

整理収納アドバイザー

教えてエバラさん

「田舎で片付ける女」こと、整理収納アドバイザー1級・2級認定講師の資格を持つ“おかたづけ”のスペシャリスト。出会った人を元気にしてくれるエネルギッシュな人柄で、3人の子育てをしながら講演、テレビ出演、個人宅へのお片付けサービスなど幅広く活動。毎日の家事や生活を快適に送れるお家作りのお手伝いをしています。
山陰各地で「おかたづけ」に関する講演のほか、テレビ・ラジオ・雑誌等、出演、執筆も多数。
タイのバンコクで発行されている東南アジア初の最も歴史と信頼のある日本語新聞「バンコク週報」にも連載中。鳥取SDGs伝道師。

【教えてエバラさんの過去記事一覧はこちら】

鳥取県【整理収納アドバイザー 江原朋美】(HP)

田舎で片付ける女の日記(ブログ)

Instagram

鳥取・島根のお仕事情報