化石になった樹木が、海から突き出てる【山陰フォト散歩】
大田市「波根西海岸」にある“樹木の化石”
どうもこんにちは。山陰のタウン情報誌「ラズダ」編集部べーやんです。
青空に誘われてやって来たのは、大田市久手町にある波根西海岸。
木々に囲まれた細い遊歩道を下っていくと、視界の先に日本海がチラリ!
さらに階段を下ると、ゴツゴツとした岩場が広がる海の絶景!
透き通った海もキレイ!
波打ち際までつづく遊歩道を歩いていくと、海食崖から斜めに突き出した一本の大きな「木」。
実はコレ、ただの流木ではありません!
なんと、約1500万年前より少し新しい時代にできたと考えられている「樹木の化石」なんです!
海へ突き出す巨大な樹木化石『波根西の珪化木』
海食崖に目を向けると、岩の中から斜めに伸びる巨木。
これが国の天然記念物『波根西の珪化木(はねにしのけいかぼく)』。
「珪化木」とは、樹木の組織に二酸化ケイ素などが入り込み、木の姿や組織を残したまま石のようになった樹木化石。
珪化木の太さは約1メートル、長さは埋没部分まで含めると10メートル以上にもなるそう。
海食崖から斜めに突き出し、その先端が海に沈んでいます。
近づいてみると、確かに木。どこからどう見ても木!
見た目はただの流木ですが、ふれれば石のように硬いのでしょう。
とはいえ、この木が途方もない年月を経てココに存在するのだと思うと、不思議な感覚になりますね。
約1500万年前より少し新しい時代、この辺りでは火山活動が活発だったそう。
噴火による土石流が木々を押し流し、海岸付近へ運んだと考えられています。そのまま土砂に埋もれた樹木は、長い年月をかけて珪化。さらに地層が波によって削られ、現在のような姿で現れたと考えられています。
海底には、今も多数の珪化木が横たわっているとか・・・!
海中にある珪化木を含め、一帯が国の天然記念物に指定されています。
青い海と荒々しい岩肌。海岸散策も楽しい!
海岸沿いには、荒々しい岩肌や小さな洞穴が点在。
岩場のすぐそばまで青い海が迫り、場所によって様々な表情を見せてくれます。
浅瀬のエメラルドグリーンと、荒々しい岩肌のコントラストが見事。
この夏、海へ行けなかった方も、暑さが少し落ち着いてくるこれからの時期に訪れてみるのもオススメです。
約1500万年前から続く時間
普段何気なく眺めている山陰の風景にも、とんでもなく長い地球の歴史が隠れているんですね~。
天気の良い日は、カメラ片手に『波根西海岸』へフォト散歩に出かけてみませんか?きっとステキな写真が残せるハズ!
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この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部べーやん
山陰のタウン情報誌「ラズダ」の編集者。出雲市佐田町出身。
新しいラーメン屋には行かなきゃ気が済まないィィ性格(だそう)。
超ローカルYouTubeチャンネル「Lazuda TV」の立ち上げから、企画・編集・出演を務めています!
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