約400年の元支院がお寺カフェに。大山町『田舎家一』オープン
大山寺散策で寄りたいお寺カフェ『田舎家一』
どうもこんにちは。山陰のタウン情報誌「ラズダ」編集部べーやんです。
山陰の秋といえば大山!ということで、今回は大山寺参道の近くにあるお寺カフェへ。
2026年5月1日にプレオープンした『田舎家一(いなかやいち)』をご紹介します。
長年『田舎家』として親しまれてきた、こちらのお寺カフェ。2025年11月の営業終了を経て、2026年5月からは新たな店主が受け継ぎ、『田舎家一』として再スタート。
建物の築年数は、なんと約400年!一歩入れば文化財のような空間が広がる、見どころの多いカフェなのです。
『田舎家一』の住所、営業時間、駐車場
住所は、鳥取県西伯郡大山町大山26。大山寺参道から脇道へ入り、石畳の階段を上った先にあります。
営業時間は、10:30~17:00(OS)。定休日は火・木曜。営業時間変更や臨時休業があるので、事前にInstagramを要チェック。
専用駐車場はないので、周辺の観光駐車場を利用しましょう。
約400年の歴史を持つ元支院
建物は、大山寺の元支院「寿福院(じゅふくいん)」。かつて修行僧たちの住まいとして使われた歴史ある場所です。
長い歴史を重ねてきた空間は、天井、壁、置物など、とにかく見どころが満載!
玄関を入って左手にあるのは、カウンタースペース。年季の入った格子や梁が画になって、どこを撮っても映える・・・!
庭を眺めながら、ひとりで静かに過ごしたいときにはピッタリな席。
店内奥にあるのは、大きな囲炉裏が残る畳の部屋。
趣きのある壁や障子、囲炉裏に掛けられた鉄瓶など、かつての建物の面影がそこかしこに漂います。
こちらはテーブル席のスペース。どことなく明治・大正ロマンを感じさせるステキな空間!
席によって見える景色も雰囲気もガラリと変わるので、お気に入りの場所を探してみてください。
太い梁には、迫力がある木彫りの装飾。400年の歴史を感じさせる意匠が随所に。
自家焙煎コーヒーとスイーツでひと休み
メニュー表には、2種類の自家焙煎コーヒーのほか、ゼリーやかき氷といったスイーツをラインナップ。3種類のランチも提供しています。
コーヒーは先代から自家焙煎機を受け継ぎ、現在も店内で焙煎。
「田舎珈琲」と「寿福珈琲」は各500円。それぞれ異なる産地の豆をブレンドしています。
ブラジルブルボン・サントス・コロンビア産の3種をブレンド。
鼻から抜ける風味は中々独特で、ちょっと珍しい香ばしさ。しっかりとした苦味があり、口の中に心地良い香りが残ります。
「コクと苦味がしっかりあるコーヒーが好き!」といった方には、ぜひ一度味わってみてほしい一杯。
ほろ苦いコーヒーゼリーに、アイスをたっぷりのせた大人のデザート。
濃厚な甘さのアイスが溶けると、コーヒーの苦みがまろやかになって味の変化も楽しめますよ。
教員から大山へ。店主・新井さんが踏み出した「一歩」
店主は、千葉県出身の新井さん。
以前は商業高校の教員として、経営や簿記を教えながら生徒の進路指導にも携わっていました。
転機となったのは、経営経験のないまま生徒に経営を教えていることへの疑問。「自分自身がもっと外の世界を知らなければ」。そんな思いから教員を辞め、千葉県から鳥取県へ移住。
さまざまな仕事を経験する中で縁がつながり、後継者を探していた『田舎家』を引き継ぐことに。
先代の頃、事務所として使われていた畳部屋は、広いフリースペースに。ココは、新井さんの遊び心が詰まった空間。
和傘、着物、髪飾りなどが展示されているほか、店主手作りの木製文字盤で言葉遊びなどが楽しめます。
和傘を広げてみたり、鏡の前で髪飾りを付けてみたり、着物を自由に試着してみたり。
カフェとして利用するだけでなく、自由に交流を楽しめるのも『田舎家一』のおもしろいところ。
休憩がてら立ち寄ったカフェで、偶然居合わせた人と交流できたのなら、より思い出深い一日になりそうですよね。
大山寺散策で立ち寄りたい、新たな憩いの場所
大山寺の元支院「寿福院」を活用し、先代の店主が『田舎家』を開業したのが約15年前。先代へのリスペクトの意味を込めて、外観には今も「田舎家」の看板が掲げられています。
店名に付け足した「一」の文字には、「最初の一歩を踏み出すことの大切さ・難しさ」を込めたと新井さん。プレオープン後も建物や庭を手直ししながら、正式オープンに向けて少しずつ準備を進めています。
軽食はもちろん、囲炉裏を眺めたり、着物を試着したり、ぼんやり窓の外の緑を眺めたり。「何をするか」を決めず、ゆっくり過ごせることも『田舎家一』の魅力。
大山寺を訪れた際にはちょっと寄り道をして、歴史あるお寺カフェでひと休みしてみてはいかがでしょうか。
田舎家一
イナカヤイチ
電 話:070-4366-4780
住 所:鳥取県西伯郡大山町大山26 [MAP]
営 業:10:30~17:00(OS)
休 み:火・木曜、ほか不定休あり
駐 車:周辺の観光駐車場を利用
情 報:Instagram
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この記事を書いた人
タウン情報ラズダ編集部
編集部べーやん
山陰のタウン情報誌「ラズダ」の編集者。出雲市佐田町出身。
新しいラーメン屋には行かなきゃ気が済まないィィ性格(だそう)。
超ローカルYouTubeチャンネル「Lazuda TV」の立ち上げから、企画・編集・出演を務めています!
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