再び作品と真摯に向き合った写真家の姿を浮き彫りに

植田正治の1980年代―砂丘、ふたたび(鳥取県西伯郡)の開催情報

2024/06/15(土)~2024/09/08(日)

植田正治写真美術館

西伯郡 展覧会・アート

1983年、70歳になり突然ファッション写真を発表した植田正治。鋭い時代感覚と感性が必要とされる分野への新たな挑戦だったが、植田のイメージは高く評価され、多くのファッションの仕事の依頼を受けることになる。

1983年3月には最愛の妻を亡くし、失意の中にいた植田。再び写真家としての意欲を取り戻すべく、アートディレクターである次男が、かつてのホームグラウンドである砂丘での撮影を提案。自身のスタイルのひとつの完成形として自信を持っていた浜辺や砂丘での演出写真から離れていた植田にとっては、30年の時を超えた、まさにリバイバルであった。
このように1980年代は、ファッションをはじめ「仕事の写真」を多く手がけると同時に「自分の写真」を常に追い求めていた。

今回の展示では、妻の死を乗り越えふたたび写真と真摯に向き合った写真家の姿を浮き彫りにする。

詳細情報

植田正治の1980年代―砂丘、ふたたび

日程 6月15日(土)~9月8日(日)10:00~17:00(最終入館16:30)
会場 植田正治写真美術館
住所・地図 鳥取県西伯郡伯耆町須村353-3 [MAP]
電話 0859-39-8000
料金 鑑賞大人1000円、高大生500円、小中生300円
お問い合わせ 植田正治写真美術館
URL https://www.houki-town.jp/ueda/
備考 休み:火曜(祝日の場合は翌日)※8/13(火)は開館