
【開館55周年記念】心に響く日本画55選
2025/08/31(日)~
2025/11/30(日)
安来市
足立美術館 本館
展覧会・アート
植田正治がはじめてカメラを買ってもらったのは1928(昭和3)年、15歳の時。シャッターを押せば、目の前の光景を瞬時にフィルムに焼き付けられる、魔法のような小箱に植田は感動と喜びを感じ、それから70年以上もの間、魅了され続けた。植田にとっては、憧れと幸せをもたらしてくれる「夢見るカメラ」だったのだろう。
1930年、植田は美術学校への進学をあきらめるかわりに念願のカメラ、テッサーF4.5付ピコレット(ベスト判)を親に買ってもらい、ますます写真に熱中。19歳の時に、営業写真館を開業後は好きなカメラを買えるようになり、様々なカメラを手にしながら写真を楽しんだ。戦後は日本のカメラ産業の発展で次々と発売される国産新機種を試し、晩年には携帯性や高性能なカメラの登場に胸躍らせ、その利便性や特性をいち早く体験するなど、植田の旺盛な好奇心はカメラそのものにも向けられた。植田がカメラについて語るとき、カメラと自分との関わり、写真に対する姿勢など、実践的な体験を通して語ることも少なくない。新しいカメラやレンズへのこだわりは、それらが単なる道具ではなく、撮影の楽しさを植田にもたらしてくれる良きパートナーだった証なのだろう。
今回の展示では、植田が愛用したカメラそのものや実際に使用したものと同機種のカメラ、そしてそのカメラによって撮影された作品の数々を展示しながら、植田が見た「夢」、いわば「写真表現の無限の可能性」を浮き彫りにする。
日程 | 9月13日(土)~12月10日(水)10:00~17:00(最終入館16:30) |
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会場 | 植田正治写真美術館 |
住所・地図 | 鳥取県西伯郡伯耆町須村353-3 [MAP] |
電話 | 0859-39-8000 |
料金 | 鑑賞大人1000円、高大生500円、小中生300円 |
お問い合わせ | 植田正治写真美術館 |
URL | https://www.houki-town.jp/ueda/ |
備考 | 休み:火曜(祝日の場合、翌日休) |
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