「死」と聞くと、 暗い、悲しい、怖い。そんなネガティブなイメージが浮かぶだろう。亡くなった人や、身近な存在を思い出すと胸がきゅっと苦しくなる方もいるだろう。自分や大切な人が「死ぬ」ことを考えたくない、 「死」は軽々しく語ってはいけない。そう感じてきた方に、ぜひ届けたい講演会。

今回の講演会は、全国の神々が出雲に集うとされる旧暦・神在月に開催。見えない世界がそばに感じられるこの季節に、 『死を力に。』の著者・山本時嗣さんが、７つの悼みを越えた経験や、故人の志を受け継ぐ生き方を、 朗らかな語りと祈りを込めてお届け。

会場は『松江歴史館』。 枯山水の日本庭園を望む家老屋敷の落ち着いた風情と、 畳敷きの静かな空間が、語りと祈りをより深く届けてくれるだろう。

旧暦神在月の終わりに、この澄んだ場所で過ごすひと時が、 あなたのこれからの人生に、そっと灯りをともしますように。