古民家と里山の景色と韓国かき氷「ピンス」。雲南市『Soban』はブクマ推奨の穴場です

編集部いしやん
編集部いしやん

【要予約】雲南市木次町の古民家カフェ『Soban』で今夏注目のかき氷「ピンス」を

みなさん、こんにちは!山陰のタウン情報誌「ラズダ」編集部いしやんです。

ムシムシ、ジリジリ。暑いですよね~。となると、食べたくなる冷たいもの。

そこで今回は・・・

里山のロケーションの中
古民家
韓国のかき氷「ピンス」

をいただける穴場カフェをご紹介!

冷た~くておいしい「ピンス」、のどかな景観、時間がゆったりと流れるような古民家。

非日常の中で、心をほぐせる絶好の穴場カフェですよ!

韓国から移住した元国際交流員による“本場超え”の絶品ピンス

雲南市木次町の牧歌的な景観の中に立つ、古民家カフェ『Soban(ソバン)』。

国際交流員として活動していた、ソウル出身のイ・ジェジンさんが切り盛りする「多文化交流カフェ」です。

店名の「ソバン」は韓国語で「お膳」の意味。「おいしいものを囲んで誰もが笑顔に」との思いが込められています。

昨年まではイベント的に営業していた『Soban』。今年から週末限定ながら、定期的に営業をスタートしました。

定期営業を始めるうえで、お店の看板メニューのひとつに据えたのが「ピンス」。

「ピンス」は韓国のかき氷で、急速冷凍した液体を薄~くスライスしたもの。ふわふわの口あたりが特徴です。

オープン前には韓国へ渡り、イ・ジェジンさん自ら専門店を食べ歩いて研究。

「韓国のピンスよりおいしいよ」と胸を張る、“本場超え”の仕上がりとなった看板メニューがこちら!

氷には地元・木次乳業のパスチャライズ牛乳をベースに、練乳などをブレンド。企業秘密の削り方によって、細かい氷が空気を含みつつ、幾層にも重なっています。

氷のお味はというと、ミルキーな口当たりながら、甘さは控えめ。食べるほどに、じんわりと素材の味わいが広がっていきます。

ピンスはトッピングして食べるのが本場流。『Soban』では月替わりで、様々なトッピングが登場します。

6月は「黒豆きなこ&ピンス」(ほうじ番茶付き1300円、要事前予約)。

奥出雲町から取り寄せた黒豆、雲南市発のポン菓子、あんこ、白玉だんごをトッピングしていただきます。

黒豆きなこ&ポン菓子の香ばしさが、ミルキーな氷と相性抜群!甘さ控えめで、それぞれのトッピングの良さが際立っています。

また、あんこは出雲市の老舗和菓子店から秘伝のレシピを伝授。イ・ジェジンさん自ら仕込んでいます。

和風の味わいながら、異国の楽しみ方でいただける、「多文化交流カフェ」らしい夏スイーツです。

なお、韓国ピンスは毎週土・日曜を中心に提供。事前に予約が必要となっています。

予約はインスタグラムのDMから受け付けているので、チェックしてみてください。

ちなみに、5月は「いちごショコラピンス」が登場していました!毎月、内容が変わるので、何度でも利用したくなっちゃいますよ~。

毎週金曜は「ピタパンカフェ」。甘辛い味わいがヤミツキに

『Soban』は毎週金~日曜を中心に営業中。土・日曜の「ピンス」、そして金曜は「ピタパン」の専門店に。

このピタパン、イベント営業時の大人気フードのひとつで、一度食べればヤミツキになると評判なんです。

数種類の豆と、コチュジャンプルコギ味の鶏ひき肉がたっぷり。ドリンクセットの見た目はシンプルながら、ボリューム満点。これひとつで充分、ランチになりますよ。

今回初めていただいたんですが、“うまピリ辛”といった味わいで、また食べたくなっちゃいました!

おいしい食を通じて誰もが笑顔になれる場所『Soban』でひと休みしませんか?

元々、国際交流員として2012年に雲南市へやってきたイ・ジェジンさん。活動を続ける中で「雲南市に恩返しがしたい」と思うように。そこで、日本語教師である奥様と、多文化共生活動をスタート。

4年間で64件もの空き家を見て周り、ようやく見つけたのがこの古民家。地元の大工さんと一緒に宅内をリノベーションし、2019年7月に「多文化交流カフェ」をオープンしました。

「人を大事に、ご縁を大切に」

カフェ内に掲げられたこの言葉は、『Soban』のモットーのひとつ。

外国人住民が気軽に立ち寄り、相談したり交流したりする場を目指しているだけに、誰もが気兼ねなくリラックスできますよ。

古民家のやさしい雰囲気に身をゆだね、里山の風景を眺めながら、ピンスで、ピタパンでひと息。

「みんなが知らない」場所だからこそ、ゆるっとひと時過ごせますよ。ソロ、友達と、ファミリーで、気ままにお茶しにどうぞ!

『Soban』の場所、アクセス

『Soban』があるのは、雲南市木次町寺領880。日登地区にあります。

住所をナビに入れて近くまで来ると、道路脇に広いスペースが見えてきます。そこから細い道を上がった先に、砂利の駐車スペースがあるので、そこへ向かいましょう。

カフェ営業日は、看板が出ていますので、そちらを目印に。

多文化交流カフェ Soban

ソバン
住 所:島根県雲南市木次町寺領880 [MAP]
営 業:10:30~16:00
休 み:月~木曜*金~日曜を中心に営業(詳細はInstagramを要確認)
駐 車:あり
情 報:HP Instagram

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※掲載の情報は、記事公開時点の内容です。
状況の変化、情報の変更などの場合がございますので、最新の情報は店舗・施設のHPやSNSを確認するか、直接お問い合わせください。

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タウン情報ラズダ編集部

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島根・鳥取のタウン情報誌ラズダ編集部の現編集長。島根県松江市出身→浜田市→大阪→奈良→松江市在住。
喫茶店の冷えたおしぼりと、帽子が大好物な蛇年の年男。
日刊webラズダでは主にグルメ、ショップ、キッズ関係の記事を担当しています。あ、あとバツイチ&2児のシングルファーザーです。(←どうでもいい??)

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