350年の歴史ある庭園を眺めながら山菜ランチ!『卜蔵庭園 椿庵』奥出雲町


奥出雲町『卜蔵庭園 椿庵』で造形豊かな庭園を眺めながら山菜ランチ
みなさん、こんにちは!
今回は、自然豊かな奥出雲町にあるステキなお店『卜蔵庭園 椿庵(ぼくらていえんつばきあん)』へ。
美しい庭園を眺めながら、山菜料理をたっぷり味わってきました!
江戸時代初期に作られ、約350年の歴史を誇る『卜蔵庭園(ぼくらていえん)』。
島根県で3本の指に入るほど古い庭園で、国指定重要文化財、日本遺産構成文化財にも選定されている、国内でも貴重なスポット。
その園内にある食事処『椿庵(つばきあん)』では、歴史ある庭を眺めながら、のんびりと山菜ランチが楽しめます。
奥出雲町の山でとれた新鮮な山菜が卓上を彩ります
『卜蔵庭園 椿庵』で味わえるのは、自然の恵みをたっぷり使った山菜料理!
山菜、アユ、十割そばが一緒に楽しめるのは、奥出雲町内でココだけ。
メニューは、「卜蔵御膳(ぼくらごぜん)」(2000円)のみ。品数はとても豊富!
- 椿のお寿司
- 季節のお花の天ぷら(キクイモの葉っぱ・サツキの花・オクラ・カボチャ・レンコン)
- 月見草とじゅんさいの酢の物
- そば豆腐
- シャクのおひたし
- 山椒の煮びたし
- 梅の甘煮
- らっきょうの煮もの
- あゆの塩焼き
- 仁多米
- 石臼で挽いた十割そば
椿のお寿司は見た目がかわいくて、食べるのがもったいない〜!サツキのお花、キクイモの葉っぱの天ぷらは初めての食感。そば豆腐を食べるも初めてで、新しい発見がたくさん詰まった御膳でした。
石臼挽きの十割そばは、コシがあり、香りが豊か。山菜料理と一緒に味わえば、奥出雲の自然の恵みを存分に堪能できます。
この品数に、コーヒーとデザートが付いて2000円はお得です!
男性店主の田辺さんが、母親とともに親子2人で切り盛りしている『椿庵』。奥出雲町の古民家カフェ『たたらのいえ』の系列店になります。
「この地でしか味わえない、奥出雲の山でとれた新鮮な山野草を提供する」ことが、料理を担当するお母さんのこだわり。
営業日は朝10時までに山野草を採取し、丁寧に下処理。採れたてだからこそ、おいしい山菜料理が提供できるんですね。
「春は木の芽、夏は花、秋は根のもの」といったように、季節ごとの山菜料理を楽しみにしているお客さんもたくさん。ちなみに、天ぷらの食材は今後、「山ぼうし、むくげの花、コスモスの花、モミジへと変わっていく」とのこと。
庭園は自由に散策OK!
江戸時代初期、たたら製鉄で栄えた卜蔵家。邸宅の庭として造園された『卜蔵庭園』は、池を中心とした池泉式の日本庭園です。
晴れた日は、船通山(せんつうざん)を借景にした美しい景色が広がります。
350年の時を経た歴史ある庭園を眺めながら、ゆっくりと楽しむランチタイムは格別。
庭園は自由に散策可能。食後はゆっくりと歩いて、その美しさを間近で感じてみるのもいいですね。
店内は落ち着いた雰囲気
店内は明るく、落ち着いた雰囲気。どこか昭和の香り漂う、懐かしく温かみのある空間です。
「夢を持って生きたい」との想いから、もともとはお母さんによって開業された『椿庵』。会話していると、そのやさしい人柄にも癒やされます。
食事は要予約。基本は4名以上で予約可能ですが、人数については要相談(最大30名まで)とのこと。
ちなみに食事をせずとも、庭園の散策は自由に楽しめます。
「定期的にイベントを開催していきたい」と今後の展望を語る、店主の田辺さん。『卜蔵庭園』でのコンサート開催、棚田のライトアップに合わせて庭園にかがり火を焚くイベントなどを企画中とのこと。
近隣には温泉もあるので、『椿庵』と併せて日帰りで楽しむのもオススメ。季節ごとに変わる山の恵みを求めて、ぜひ訪れてみてくださいね!
卜蔵庭園 椿庵
ボクラテイエン ツバキアン
電 話:0854-52-0075
住 所:島根県仁多郡奥出雲町竹崎800 [MAP]
営 業:11:00~15:00 *完全予約制(4名様以上の団体のみ *要相談)
休 み:不定休
駐 車:20台
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