米子鬼太郎空港に台湾線が就航!初めての台湾旅行にオススメしたい3泊4日モデルコース

しょこ
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米子からサクッと台湾旅行へ!3泊4日で楽しむオススメのモデルコース旅

みなさん、ご存知でしたか?鳥取県の『米子鬼太郎空港』では2025年5月から、台湾線が就航!

山陰から台湾へ直行でき、海外旅行がグッと身近になりましたよ~!

台湾線時刻表※2025年10月26日(日)〜2026年3月28日(土)
米子→台北 【月曜運航】出発13:00、到着15:20
【金曜運航】出発17:50、到着20:00
台北→米子 【月曜運航】出発8:40、到着12:00
【金曜運航】出発13:25、到着16:50

現在、台湾線は月・金曜の週2便運航

というわけで今回は、金曜17:50発を利用して「台湾3泊4日の旅」に出かけてきました!

台湾グルメ・買い物・体験を余すところなく紹介していきますよ〜!!

【2日目 朝】『永和豆漿』でローカル朝食を体験

初日は到着後、ホテルへ直行して就寝。そして迎えた2日目。

台湾の朝といえば、豆乳と揚げパンの組み合わせが定番!

ホテルから徒歩数分の場所にある、朝食専門店『永和豆漿(ヨンフードウジャン)』でローカル朝食を食べてみることに!

台湾では、出勤・登校前に朝食店へ立ち寄るのが一般的。街のあちこちに朝ごはん専門店があり、「朝食文化」が根づいています。

「せっかく来たんだから、台湾っぽい朝ごはんが食べたい!」と、定番フードに加え、飲み物は紅茶を注文。

ちょっと緊張しながらも、無事に注文成功。現地の言葉が分からなくても、指差し注文できました・・・!

運ばれてきた瞬間、思わず「これこれ〜!」と言ってしまいそうなほど、これぞ台湾の朝食!といったラインナップ。

右側にあるのは、温かい塩味の豆乳スープ「鹹豆漿(シェンドウジャン)」。おぼろ豆腐みたいに少し固まっていて、食べ応えはバツグン!

手前の「蛋餅(ダンピン)」は、甘さがないクレープに玉子を巻いた軽食。チーズやハムをトッピングして食べるのが人気です。

そしてテーブルの真ん中には、細長~い揚げパン「油條(ヨウティアオ)」。鹹豆漿に浸して食べると、ジュワッと豆乳が染みて最高!

店は地元の人でにぎわっていて、レトロな雰囲気がたまりません。

しかもこれだけ食べて、なんと75元(約375円)!コスパは抜群でした。

永和豆漿

ヨンフードウジャン
住 所:台湾台北市大安区信義路四段20号

【2日目 午前】願いを空へ放つ、ランタンの街「十分」

朝食後は、台北から車で約1時間の場所にある十分(シーフェン)へ。ノスタルジックな線路沿いの街並みが印象的。

台湾ならではの天燈(ランタン)上げを体験しました!

十分老街でランタン上げ!

ランタン上げが体験できる『十分老街(シーフェンラオジェ)』

色とりどりのランタンが空に飛んでいるシーンは、みなさんもテレビなどで見覚えがあるのではないでしょうか?

線路脇にお土産屋や屋台が並び、列車が通らない時間にランタンを上げられます。

ランタン屋さんでランタンを購入したら、願い事を四面に書きます。

筆を使って書くため、失敗は許されない・・・と自分にプレッシャーをかけてしまい、余計にドキドキ。

・・・標語?

願い事じゃないじゃん!とツッコミが聞こえてきそうですが、その時パッと思いついた言葉を書いてしまいました!

現地でアタフタしないように、願い事は事前に決めておくと◎!

ちなみに、ランタンの色にはそれぞれ意味があって、赤は「健康」黄は「金運」青は「仕事運」など、複数色を組み合わせてもOK。1つのランタンに最大4色まで色分けして書けますよ!

店のスタッフさんが火を灯したら、一緒にカウントダウン。

手を離した瞬間、ランタンが空へ飛んでいく様子はなんだか感動的!この日はあいにくの雨でしたが、なんとか空高く飛んでくれました。願いよ届け!!

ランタン購入時は「現金払いのみ」の店舗が多いため、事前に小銭や100元札を準備しておくとスムーズです。

十分老街

シーフェンラオジェ
住 所:台湾新北市平溪區十分街81號

これが“台湾のナイアガラ”!

続いて、十分老街から徒歩で約30分の場所にある十分瀑布(シーフェンプープー)」へ。“台湾のナイアガラ”と呼ばれているほど大迫力な滝を見学できますよ~。

この吊り橋が地味に怖い!長さは約128メートル。

人が多いと、揺れる揺れる・・・。スリリングな吊り橋を渡り切ると、お目当ての滝が見えてきました!

台湾最大の滝「十分瀑布」は、高さ約20メートル、幅約40メートル。遊歩道を歩きながら滝しぶきを浴びる時間は、自然のパワーを体感できるひと時。

道中、歩きづらい道があるので、足元は歩きやすい靴や動きやすい服装で行きましょう。

十分は、台湾の中でも特に雨が多い地域。晴れていても突然雨が降り出すことも。折りたたみ傘やレインコートなどの雨具を用意しておくと安心!

十分瀑布

シーフェンプープー
住 所:台湾新北市平渓区乾坑10号

【2日目 午後】幻想的な街・九份でお茶とスイーツを堪能

十分から電車とバスで約1時間。こちらは、台湾を代表する観光地「九份(ジオフェン)」。石畳の坂道と赤い提灯が印象的です。

街を歩けば、茶館、雑貨店、屋台などがずらり。どこか懐かしい空気が漂っています。

老舗茶芸館『阿妹茶樓』

メインストリート沿いに位置する『阿妹茶樓(アーメイチャーロウ)』は、九份を代表する老舗茶芸館。

九份の街並みを見下ろしながら、伝統的な台湾茶や茶菓子などを味わえます。

建物は3階建て。九份の街並みを眺めながら、台湾茶の淹れ方をレクチャーしてもらいます。

1煎目は香りを楽しむために捨て、2煎目から飲むのが台湾流。最大7煎まで楽しめ、飲むたびに変化する風味を楽しんで。

お茶菓子は、ごま煎餅、黒糖もち、緑豆糕(リョクトウガオ)、甘い梅干しの4種類。

お茶とともに、九份の街並みを眺める時間は、この上ない癒やし。

九份に訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

阿妹茶樓

アーメイチャーロウ
住 所:台湾新北市瑞芳區市下巷20號

台湾定番の芋団子スイーツが味わえる『阿柑姨芋圓』

狭い石畳の道に沿って、ところ狭しと店や屋台が並ぶ九份の街。

数あるグルメの中でも、訪れたらぜひ食べてもらいたい絶品スイーツを紹介します!

こちらは九份名物『阿柑姨芋圓(アカンイウエン)』!

芋圓(ユーエン)とは、タロイモやさつまいもから作られる芋団子のこと。モチモチ食感で大人気の台湾定番スイーツです。

今回は、冷たい芋団子に紅豆(あずき)、緑豆、花豆の3種類をトッピング!

カラフルな見た目で、思わず写真に収めたくなるかわいいビジュアル!

下にはかき氷のジャリジャリ、上には芋団子のモチモチ。この組み合わせがなんとも絶妙!

1杯が中々ボリューミーなので、複数人でシェアするのもオススメですよ。

阿柑姨芋圓

アカンイウエン
住 所:台湾新北市瑞芳区豎崎路5号

パイナップルケーキなら『江家餅舗』へ!

台湾定番のお土産といえば、「パイナップルケーキ」。

『江家餅舗(ジャンジャビンプー)』は、なんと出来立てのパイナップルケーキをその場で食べられちゃうんです!

焼きたてを食べられるのは、現地旅の醍醐味!

1個から購入可能なほか、箱詰めの商品も陳列。お土産に「パイナップルケーキ」を選ぶ方は、こちらの店がオススメですよ。

江家餅舗

ジャンジャビンプー
住 所:台湾新北市瑞芳区基山街140号

【2日目 夜】「饒河街観光夜市」で台湾グルメを食べ歩き

台湾の夜といえば、そう、夜市ですよね!

「台湾三大夜市」のひとつに数えられる「饒河街観光夜市(ラオファジェグァングァンイェシー)」は、MRT松山駅からすぐなので、アクセスも◎。

夜市では、いろいろなグルメを食べ歩きましたよ!

ちなみに屋台では現金必須なので、事前に準備しておきましょう。

鉄板で焼かれているのは、生地でネギを巻いたストリートフード「葱抓餅(ツォンジュァービン)」。隣の写真は、夜市の入口付近で購入した「胡椒餅(フウチャオピン)」。

熱々で胡椒が効いていておいしい!「サツマイモボール」は、クセになるモチモチ食感で何個でも食べられそうでした。

右下の写真は、かき氷屋さん『御品元冰火湯圓(ユーピンユエンビンフオタンユエン)』で購入した「金木犀のハチミツシロップがけのかき氷」。

シロップをかけたかき氷の上には、胡麻とピーナッツの団子も!

夜市には、食欲をそそる屋台フード、タピオカドリンク、遊びの屋台などがたくさん!

気ままに散策しながら、のんびり食べ歩きを楽しんでみてくださいね。

夜市の入口近くには、200年の歴史を誇る寺院『松山慈祐宮(ソンシャン ツーヨウ ゴン)』があります。台湾のパワースポットのひとつとして知られ、台湾人のみならず観光客にも人気なスポット。

夜市でストリートグルメを堪能したら、寺院でパワーチャージをして帰ると良さそうですね。

饒河街観光夜市

ラオファジェグァングァンイェシー
住 所:台湾台北市松山区饒河街

【3日目 午前】古跡を見学して、台北最古の問屋街へ

古跡『林本源園邸』

100年前の園林が完全な形で保存されている国定古蹟『林本源園邸(リンベンユェンユェンディ)』へ。

かつての台湾一の富豪の大邸宅とのこと。

建物の細部には中国建築の美が詰まっていて、見事な中庭や回廊が印象的。

現在は私有地として大切に保存され、静かで落ち着いた雰囲気を感じます。

建物も庭園も清朝末期の趣のまま。まるで清朝時代にタイムスリップしたかのような感覚になります。

喧騒から少し離れて、ゆったりとした時間を感じられるひと時。

林本源園邸

リンベンユェンユェンディ
住 所:台湾新北市板橋区西門街9号

台北最古の問屋街『迪化街』

続いて向かったのは、漢方、乾物、布問屋の街としてにぎわう『迪化街(ディホワジエ​)』。

ここには、100年続く老舗店がずらりと並ぶ、台北最古の問屋街のひとつです。

迪化街の中心にある「霞海城隍廟(シアハイチェンホアンミャオ)」は、台北でも屈指の“恋愛の神様”として知られるお寺。約200年の歴史を持ち、地元の人々だけでなく、台湾中から良縁を願う人が訪れる人気スポットです。

恋愛祈願したあとは、迪化街を散策♪伝統的な文化と現代の台湾の魅力が融合したなんともノスタルジックな街。乾物やかごバッグ、木工品、鉄製品なども充実していて、お土産探しにピッタリ!

『高建桶店(ガオジャントンディエン​)』は、台湾の漁師網バッグといえばココ!と言われるほど超有名店。

漁師網バッグとは、漁師が使う網のように網目状にぬい合わせて作られたバッグのこと。レトロでカラフルな色合いに仕上げられているのが特徴です。

機能性・デザイン性に優れているので、台湾土産にピッタリ!

サイズも値段も様々で、30元台から買えるのでとってもお手ごろ♪

数ある中からお気に入りのバッグを見つけてみて。

高建桶店

ガオジャントンディエン
住 所:台北市大同区迪化街一段204号

【3日目 昼】『鼎泰豊 新生店』で味わう絶品「小籠包」

台湾に来たら絶対に外せない必食グルメと言ったら「小籠包」ですよね!

台湾グルメの代表格『鼎泰豊(ディンタイフォン)新生店』へ足を運び、本場の味を堪能してきました。

店員さんの中には日本語が話せる方も多く、観光客にもやさしい雰囲気。世界10カ国以上に展開している『鼎泰豊』ですが、実は本場・台湾の店でしか味わえない限定メニューがあるそう。

小籠包は、1個当たり皮5グラム、餡16グラム、合計重量21グラム。18のひだで形作られていて、これがおいしさを生む黄金比率なのだとか!

綿密に計算し尽くされた味はいかに・・・ゴクリ。

繊細な薄皮を破れば中から肉汁が溢れ出てきて・・・なんて幸せな光景。

ただし、見惚れているとすぐに冷めてしまうので、思い切ってひと口で食べるのが◎。

1つ目はそのままで、2つ目はタレに漬け込んだ生姜も一緒に食べることでおいしさに深みが増しますよ〜!

ほかにも、エビ焼売や野菜の蒸し餃子など、どれも日本人の口に合う味わいで豊富なメニューを楽しめます。

人気店なので待ち時間が気になるところですが、ぜひともトライしてもらいたい絶品の味でした。

鼎泰豊 新生店

ディンタイフォン シンセイテン
住 所:台北市信義路二段277号

【3日目 午後】おしゃれストリート「永康街」でカフェと雑貨めぐり

ランチのあとは、人気エリア「永康街(ヨンカンジェ)」へ。

永康街は歩くだけで楽しい街。台北の今が詰まったエリアで、かわいい雑貨店やカフェをのぞくだけでも心が弾みます♪

お土産探しなら『来好』へ

トキメキあふれる台湾グッズの宝庫といえば、こちらの『来好(ライハオ)』。

店内は1階と地下の2フロアになっていて、小物、文具、生活雑貨、ファッショングッズ、コスメ、食品・・・ところ狭しと商品が並んでいます。

日本人観光客が多く、たくさんの人でにぎわっていました!

台湾土産はココだけで完結しちゃいそうなほど、豊富なラインナップ。中でも台湾デザインのグラスは、置いておくだけでもかわいいのでオススメ!

『来好』のメイドイン台湾グッズの中から、とっておきの台湾土産を探してみてください♪

来好

ライハオ
住 所:台北市永康街6巷11号

たくさん歩いて喉が渇いたので、散策中にタピオカドリンクを注文!カフェでひと息つきながら旅の思い出を振り返るのも良さそう。

「永康街」は、台北旅行を満たしてくれる満喫スポットがいっぱいです。

【3日目 夜】台湾の夜景を一望!旅の締めくくりは「101展望台」で

旅の最後を飾るのは、台北のランドマーク「台北101展望台」

約500メートルの高さを誇る超高層ビルを高速エレベーターで上ると、そこには台北の街一面が広がります。

煌めく夜景はまさに旅のクライマックス。

「また来たい」と素直に思える旅の締めくくりにピッタリのスポットです。

台北101展望台

タイペイ101テンボウダイ
住 所:台北市信義路五段7号89F

台北をまるごと感じた3泊4日の台湾旅

『米子鬼太郎空港』から出発し、金曜便を利用した3泊4日の台湾旅。

グルメ、歴史、ショッピング、夜景・・・台湾の魅力がぎゅっと詰まった、大満足の3泊4日になりました。初めて台湾を旅行する人でも、無理なく充実した時間を楽しめるハズ。

思い立ったら『米子鬼太郎空港』からすぐに遊びに行ける台湾。旅のプランに迷ったら、参考にしてみてください!

国際定期便利用促進協議会

コクサイテイキビンリヨウソクシンキョウギカイ
電 話:0857-26-7221 (鳥取県観光交流局観光戦略課内事務局)
情 報:HP(タイガーエア台湾)

【その他オススメ記事】『米子鬼太郎空港』からソウルへ!3泊4日でグルメ&美容を楽しむ韓国女子旅

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旅と食、そして体験することが大好き!最近はセルフケアの大切さに気づき、癒し時間の模索中。皆さんに心と体が喜ぶ情報をお届けできたらうれしいです!

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